スペイン語で道を尋ねるフレーズ集|「トイレはどこ?」からバスの行き先まで

会話で使えるスペイン語
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ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)

海外旅行では、道や場所を現地の人に尋ねる場面があります。地図アプリが使えないときや、バスの行き先を確認したいときにも、基本的なフレーズを知っていると役立ちます。

この記事では、ラテンアメリカを旅行するときに使いやすい「場所・道の尋ね方」を、シチュエーション別に紹介します。

まずは文法を細かく考えすぎず、¿Dónde está…? や ¿Hay … por aquí? などの基本形をそのまま使えるようにしておくと便利です。

※hay と estar の違いを詳しく知りたい方へ
「ある」を表す hay と estar の文法的な違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
hayとestarの違い・意味・使い分けについて

「〇〇はどこですか?」― ¿Dónde está…?

  • トイレや入口などの場所を尋ねるなら ¿Dónde está…?
  • 近くにATMや薬局などがあるか尋ねるなら ¿Hay … por aquí?
  • 目的地までの行き方を尋ねるなら ¿Cómo llego a…?
  • バスの行き先を確認するときは ¿Para dónde va…? も使えます。

トイレや入口など、その場所にある施設・設備の位置を尋ねるときに使いやすい基本形が ¿Dónde está…? です。

¿Dónde está 〇〇?
直訳:〇〇はどこにありますか?
意訳:〇〇はどこですか?

人に声をかけるときは、最初に Disculpe(すみません)を付けると丁寧に尋ねられます。

Disculpe, ¿dónde está el baño?
直訳:すみません、トイレはどこにありますか?
意訳:すみません、トイレはどこですか?

入れ替えて使える単語

次の語は、冠詞を含めた形で覚えておくと、そのまま ¿Dónde está…? の後ろに入れて使えます。

スペイン語意味
el bañoトイレ
la entrada入口
la salida出口
la boletería / la taquillaチケット売り場
la parada de busバス停
el centro中心街・中心部

¿Dónde está la entrada?
直訳:入口はどこにありますか?
意訳:入口はどこですか?

¿Dónde está la parada de bus?
直訳:バス停はどこにありますか?
意訳:バス停はどこですか?

¿Dónde queda…? という尋ね方もある

quedar には「位置している」という意味があり、¿Dónde queda…? も場所を尋ねるときに使えます。

¿Dónde queda el mercado?
直訳:市場はどこに位置していますか?
意訳:市場はどこですか?

¿Dónde queda el centro?
直訳:中心街はどこに位置していますか?
意訳:中心街はどこですか?

「この辺に〇〇はありますか?」― ¿Hay … por aquí?

特定のATMや薬局の場所ではなく、「この辺に利用できるATMはありますか?」のように尋ねたい場合は、¿Hay … por aquí? が便利です。

¿Hay 〇〇 por aquí?
直訳:この辺に〇〇はありますか?
意訳:この近くに〇〇はありますか?

スペイン語意味
un cajero automáticoATM
un banco銀行
una farmacia薬局
un supermercadoスーパー
un hotel barato安いホテル

¿Hay un cajero automático por aquí?
直訳:この辺にATMはありますか?
意訳:この近くにATMはありますか?

¿Hay una farmacia por aquí?
直訳:この辺に薬局はありますか?
意訳:この近くに薬局はありますか?

¿Hay un hotel barato por aquí?
直訳:この辺に安いホテルはありますか?
意訳:この近くに安いホテルはありますか?

¿Dónde está…? と ¿Hay … por aquí? の文法的な違いを詳しく知りたい場合は、冒頭で紹介した hay と estar の記事も参考にしてください。

「〇〇へはどう行けばいいですか?」― ¿Cómo llego a…?

場所そのものではなく、目的地までの行き方を知りたいときには ¿Cómo llego a…? が使えます。

¿Cómo llego a 〇〇?
直訳:私はどうやって〇〇に着きますか?
意訳:〇〇へはどう行けばいいですか?

¿Cómo llego al centro?
直訳:私はどうやって中心街に着きますか?
意訳:中心街へはどう行けばいいですか?

¿Cómo llego a la estación de buses?
直訳:私はどうやってバス乗り場に着きますか?
意訳:バス乗り場へはどう行けばいいですか?

Disculpe, ¿cómo llego al mercado?
直訳:すみません、私はどうやって市場に着きますか?
意訳:すみません、市場へはどう行けばいいですか?

バスの行き先・経由地を確認する

バスの行き先が分かりにくい場合は、乗る前に運転手や車掌へ確認すると安心です。

バスの行き先を尋ねる

移動を表す動詞では、¿Dónde…? や ¿Adónde…? を使って行き先を尋ねることができます。また、¿Para dónde…? という形も使えます。

¿Para dónde va este bus?
直訳:このバスはどこへ行きますか?
意訳:このバスはどこ行きですか?

¿Dónde va este bus?
直訳:このバスはどこへ行きますか?
意訳:このバスはどこ行きですか?

¿Adónde va este bus? と尋ねることもできます。移動を表す動詞では、dónde と adónde のどちらも使えます。

目的地の近くを通るか尋ねる

バスの終点ではなく、目的地を通るか確認したい場合は ¿Pasa por…? が便利です。

¿Pasa por 〇〇?
直訳:〇〇を通りますか?
意訳:〇〇を通りますか?

¿Pasa por el parque central?
直訳:中央公園を通りますか?
意訳:中央公園を通りますか?

¿Pasa por el mercado?
直訳:市場を通りますか?
意訳:市場を通りますか?

道案内を聞き取るための基本単語

場所を尋ねた後は、相手の説明を聞き取る必要があります。道案内でよく出てくる基本的な語を確認しておきましょう。

スペイン語意味
derechoまっすぐ
recto / todo rectoまっすぐ
a la derecha右へ
a la izquierda左へ
cuadra街区・ブロック
manzana街区・ブロック
esquina角

derecho と derecha の違い

道案内では、derecho と derecha を聞き分けることが大切です。

  • derecho:まっすぐ
  • a la derecha:右へ
  • a la izquierda:左へ

Siga derecho.
直訳:まっすぐ進んでください。
意訳:そのまままっすぐ進んでください。

Gire a la derecha.
直訳:右へ曲がってください。
意訳:右に曲がってください。

Gire a la izquierda.
直訳:左へ曲がってください。
意訳:左に曲がってください。

cuadra と manzana は地域によって使い方が異なる

cuadra は、ラテンアメリカで道案内の距離を表すときによく使われます。

Siga derecho dos cuadras.
直訳:2区画分まっすぐ進んでください。
意訳:2ブロック先までまっすぐ進んでください。

Está a tres cuadras de aquí.
直訳:ここから3区画分のところにあります。
意訳:ここから3ブロック先です。

一方、地域によっては manzana も日本語の「街区・ブロック」にあたる意味で使われます。ただし、manzana は本来、道路に囲まれた一つの街区全体を指す語で、cuadra は道案内で区画間の距離を表すように使われることがあります。

そのため、同じ「ブロック」と訳される場合でも、地域や文脈によって cuadra と manzana の使い方が異なります。

esquina を使った道案内

esquina は「角」という意味です。

Está a la vuelta de la esquina.
直訳:それは角を曲がったところにあります。
意訳:その角を曲がったところです。

Está en la esquina.
直訳:それは角にあります。
意訳:角にあります。

まとめ

旅行中に場所や道を尋ねるときは、まず次の基本形を押さえておくと使いやすくなります。

  • トイレや入口などの場所を尋ねる:¿Dónde está…?
  • この辺にATMや薬局などがあるか尋ねる:¿Hay … por aquí?
  • 目的地への行き方を尋ねる:¿Cómo llego a…?
  • バスの行き先を確認する:¿Para dónde va…?
  • 目的地を通るか確認する:¿Pasa por…?

最初から長い文章を作ろうとせず、まずはこれらの基本形に目的地や施設名を入れて使ってみるとよいでしょう。

人に声をかけるときは Disculpe、お願いするときは por favor、教えてもらった後は Gracias などの短い表現も役立ちます。

相手の返答では、derecho、a la derecha、a la izquierda、cuadra などの語に注目すると、道順を理解しやすくなります。

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北海道小樽市在住。2008年、スペイン語をほとんど学ばないまま中南米へ。2008〜2017年の間にグアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で3度にわたり、合計約14か月スペイン語を学びました。

2016年に自身の学習の備忘録としてブログを開設。2025年からはAIも活用しながら、辞書や文法資料を参照し、過去の記事を一つずつ見直しています。

スペイン語を学ぶ方の参考になれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

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