スペイン語「vamos(バモス)」の意味と使い方|¡Vamos! と vamos a+不定詞を例文で解説

会話で使えるスペイン語
記事内に広告が含まれています。
ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)
スポンサーリンク

vamosとは?ir の現在形と基本的な意味

  • vamos は動詞 ir(行く) の直説法現在・1人称複数形です。
  • 基本的には「私たちは行く」という意味を表します。
  • ¡Vamos! と単独で使うと、「行こう」「さあ」などの勧誘・促しにもなります。
  • vamos a + 不定詞 では、未来の予定・意図を表したり、「~しよう」と相手を誘ったりできます。

vamos は、不規則動詞 ir(行く) の直説法現在・1人称複数形です。主語は nosotros / nosotras(私たち) に対応します。

カタカナで表すと「バモス」におおむね近い発音です。

まずは、ir本来の「行く」という意味で使われる例を見てみましょう。

Todos los sábados vamos al mercado.
直訳:毎週土曜日、私たちは市場へ行きます。
意訳:私たちは毎週土曜日に市場へ行きます。

En vacaciones vamos a casa de mis abuelos.
直訳:休暇には、私たちは私の祖父母の家へ行きます。
意訳:休暇には祖父母の家へ行きます。

このように、行き先や習慣的な移動について話す場合は、irの基本的な意味である「行く」と考えることができます。

スポンサーリンク

¡Vamos! の意味と使い方

¡Vamos! は、会話では単なる「私たちは行きます」ではなく、相手を誘ったり行動を促したりする表現としてよく使われます。

現在の活用では vamos はirの直説法現在ですが、勧誘や促しを表す用法もあります。「行こう」という意味では vayamos も使えますが、日常的な勧誘・促しでは vamos の方が一般的です。

「行こう」「さあ」と相手を促す

一緒に移動したり、何かを始めたりするときに ¡Vamos! を使うことができます。

¡Vamos, ya es tarde!
直訳:行こう、もう遅いです!
意訳:もう遅いよ。さあ、行こう!

¡Vamos a casa!
直訳:家へ行こう!
意訳:さあ、家に帰ろう!

この ¡Vamos a casa! の a casa は「家へ」という行き先を表しています。後で説明する vamos a + 不定詞 とは別の形です。

このような場合の ¡Vamos! は、形だけを見て「私たちは行きます」と訳すよりも、会話の中での働きを考えて「行こう」「さあ」などと理解すると分かりやすくなります。

スポーツなどで相手を励ます

¡Vamos! は、スポーツの応援や、誰かを励ましたい場面でも使われます。

この場合は特定の一つの日本語に対応するわけではなく、状況によって「頑張れ!」「行け!」「よし!」「さあ!」などと訳せます。

¡Vamos, Ana! ¡Tú puedes!
直訳:さあ、アナ!君はできる!
意訳:アナ、頑張れ!いけるよ!

¡Vamos! ¡Un poco más!
直訳:さあ!もう少し!
意訳:頑張れ!あと少し!

ヨシオ
ヨシオ

スポーツで聞く ¡Vamos! は「頑張れ」と訳せることがありますが、いつでも「頑張れ」という意味になるわけではありません。状況によって日本語訳が変わります。

¡Vamos! と ¡Vámonos! の違い

「行こう」という場面では、¡Vámonos! という表現もよく使われます。

¡Vamos! は「行こう」「さあ」など幅広く相手を促すことができます。一方、¡Vámonos! は irse と関係する形で、今いる場所を離れることがより明確になります。

Ya es tarde. ¡Vámonos!
直訳:もう遅いです。ここを離れよう!
意訳:もう遅いし、そろそろ行こう!

¡Vamos! El taxi está esperando.
直訳:行こう!タクシーが待っています。
意訳:さあ行こう。タクシーが待ってるよ。

ただし、実際の会話では ¡Vamos! と ¡Vámonos! が近い意味で使える場面もあります。「vamosなら必ずこの意味、vámonosなら必ずこの意味」と完全に分ける必要はありません。

スポンサーリンク

vamos a + 不定詞の使い方

vamos a + 動詞の不定詞 は、vamosを学ぶうえで重要な形です。

この形には、主に次のような使い方があります。

  • これから行う予定や意図を表す
  • 「~しよう」と相手を誘う

どちらも形は同じなので、前後の文脈や会話の状況から意味を判断します。

未来の予定や意図を表す

ir a + 不定詞 は、これから起こることや、これから行う予定・意図などを表すときに使われます。

「すぐ後に起こること」だけに限らず、来月など少し先の予定について話す場合にも使えます。

El próximo mes vamos a viajar a México.
直訳:来月、私たちはメキシコへ旅行する予定です。
意訳:来月、メキシコへ旅行する予定です。

Hoy vamos a preparar la cena en casa.
直訳:今日、私たちは家で夕食を作る予定です。
意訳:今日は家で夕食を作ります。

Este fin de semana vamos a visitar a Marta.
直訳:今週末、私たちはマルタを訪ねる予定です。
意訳:今週末はマルタに会いに行く予定です。

ここで重要なのは、vamosだけで「~する予定」という意味になるわけではないことです。

vamos a + 不定詞 という構文全体で、未来の出来事や予定・意図などを表します。

「~しよう」と相手を誘う

同じ vamos a + 不定詞 の形を使って、相手を誘ったり、一緒に何かをしようと提案したりすることもできます。

¡Vamos a comer!
直訳:私たちは食べよう!
意訳:さあ、食べよう!

¡Vamos a tomar un café!
直訳:私たちはコーヒーを飲もう!
意訳:コーヒーでも飲もう!

¡Vamos a empezar!
直訳:私たちは始めよう!
意訳:さあ、始めよう!

この使い方では、「私たちがこれから何かをする」という形を使って、相手をその行動に誘っています。

同じ Vamos a comer. でも意味が変わる

vamos a + 不定詞 は、形だけを見て「予定」か「勧誘」かを決められない場合があります。

たとえば、次の文です。

Vamos a comer.
直訳:私たちは食べる予定です/食べよう。
意訳:これから食事をします/食べよう。

予定について話している会話なら、「これから食べます」「食べる予定です」という意味になります。

一方、食事の準備ができたところで相手に言えば、「食べよう」という誘いになります。

チキータ
チキータ

Vamos a comer. だけでは、「食べる予定」と「食べよう」のどちらか決まらないこともあるの?

ヨシオ
ヨシオ

その通りです。前後の会話や、そのときの状況から判断します。vamos a + 不定詞を日本語訳だけで一つの意味に固定しないことが大切です。

スポンサーリンク

vamosの発音について

vamos は、カタカナでは「バモス」におおむね近い発音です。強く読むのは最初の va の部分です。

地域や話者によっては、語末の s が弱く発音されたり、ほとんど聞こえなくなったりすることがあります。そのため、会話などで「バモ」のように聞こえる場合もあります。

ただし、これはラテンアメリカ全体に共通する発音ではありません。地域や話者によって発音の傾向は異なります。

また、「バモ」のように聞こえる場合でも、通常の綴りは vamos です。

スポンサーリンク

まとめ

vamos は、動詞 ir(行く) の直説法現在・1人称複数形です。vamos 以外の動詞 ir の活用やほかの意味に関してはこちらの「スペイン語動詞 ir「行く」の活用・意味」をご覧ください。

  • vamos:基本的には「私たちは行く」
  • ¡Vamos!:「行こう」「さあ」などの勧誘・促し
  • ¡Vamos!:スポーツなどでは励ましや応援にも使われる
  • vamos a + 不定詞:未来の予定・意図などを表す
  • vamos a + 不定詞:「~しよう」と相手を誘うこともできる
  • ¡Vámonos!:今いる場所を離れる「行こう」の意味がより明確になる

特に区別したいのは、vamosそのものの意味と、vamos a + 不定詞という構文の意味です。

また、Vamos a comer. のように同じ形でも、「これから食べる」という予定にも「食べよう」という誘いにもなります。日本語訳だけで一つの意味に固定せず、前後の文脈と一緒に理解すると使い分けやすくなります。

広告
おすすめのスペイン語の文法書

入門書では足りないと感じる文法上のポイントなどを「NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」では説明してくれています。私が持っているスペイン語の本の中では一番使っています。

本「これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」の表紙

小樽在住。2008年にスペイン語ゼロで中南米の旅へ。グアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で2008〜2017年の間に何度も訪れ、計14ヶ月スペイン語を学習しました。当ブログは自身の忘備録として2016年に開設。その後10年近く放置していましたが、2025年よりAIを相棒に過去の記録をより正確な知識へと全面リライト中。現地で四苦八苦している独学者のヒントになれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

ヨシオをフォローする
会話で使えるスペイン語
シェアする
ヨシオをフォローする
タイトルとURLをコピーしました