revisar は「確認する・点検する・見直す」を表す動詞
revisar は、人や物の状態、文書の内容、計画などに問題や見落としがないか、注意して確かめる動詞です。調べる対象や目的によって、日本語では複数の訳し方ができます。
- 物や設備の状態を調べる場合は、「確認する」「点検する」と訳します。
- 文章や計画の内容を調べる場合は、「見直す」「再検討する」と訳します。
- repasar や comprobar も「確認する」と訳されることがありますが、使われる目的や場面が異なります。
まずは revisar の活用を確認し、そのあとで具体的な意味と使い方を見ていきます。
revisar の活用
revisar は、語幹や綴りに変化のない規則的な-ar動詞です。現在分詞、過去分詞、各時制も基本的な-ar動詞の活用に従います。
グアテマラなどで使われるvosの形は、直説法現在形、接続法現在形、肯定命令、否定命令の表に併記しています。グアテマラでは接続法現在形のvosに revisés が使われますが、話者や場面によってはtúと同じ revises も使われます。
分詞
| 種類 | 活用 |
|---|---|
| 現在分詞 | revisando |
| 過去分詞 | revisado |
直説法
現在形
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | reviso |
| tú(vos) | tú: revisas vos: revisás |
| él / ella / usted | revisa |
| nosotros / nosotras | revisamos |
| vosotros / vosotras | revisáis |
| ellos / ellas / ustedes | revisan |
点過去形
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revisé |
| tú | revisaste |
| él / ella / usted | revisó |
| nosotros / nosotras | revisamos |
| vosotros / vosotras | revisasteis |
| ellos / ellas / ustedes | revisaron |
revisamos は、直説法現在形と点過去形が同じ形です。現在の習慣を表しているのか、過去に完了した行為を表しているのかは、前後の文脈から判断します。
線過去形
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revisaba |
| tú | revisabas |
| él / ella / usted | revisaba |
| nosotros / nosotras | revisábamos |
| vosotros / vosotras | revisabais |
| ellos / ellas / ustedes | revisaban |
未来形
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revisaré |
| tú | revisarás |
| él / ella / usted | revisará |
| nosotros / nosotras | revisaremos |
| vosotros / vosotras | revisaréis |
| ellos / ellas / ustedes | revisarán |
可能法(過去未来)
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revisaría |
| tú | revisarías |
| él / ella / usted | revisaría |
| nosotros / nosotras | revisaríamos |
| vosotros / vosotras | revisaríais |
| ellos / ellas / ustedes | revisarían |
命令法
肯定命令
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| tú(vos) | tú: revisa vos: revisá |
| usted | revise |
| nosotros / nosotras | revisemos |
| vosotros / vosotras | revisad |
| ustedes | revisen |
否定命令
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| tú(vos) | tú: no revises vos: no revisés |
| usted | no revise |
| nosotros / nosotras | no revisemos |
| vosotros / vosotras | no reviséis |
| ustedes | no revisen |
接続法
現在形
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revise |
| tú(vos) | tú: revises vos: revisés |
| él / ella / usted | revise |
| nosotros / nosotras | revisemos |
| vosotros / vosotras | reviséis |
| ellos / ellas / ustedes | revisen |
過去形(ra形)
| 主語 | 活用 |
|---|---|
| yo | revisara |
| tú | revisaras |
| él / ella / usted | revisara |
| nosotros / nosotras | revisáramos |
| vosotros / vosotras | revisarais |
| ellos / ellas / ustedes | revisaran |
revisar のコアイメージと使い方の手がかり
revisarのコアイメージは、「問題や見落としがないか、対象を注意して確かめる」です。
何を確かめるかによって、日本語での訳し方が変わります。
- 車や機械の状態を確かめる場合は、「点検する」と訳します。
- 荷物や書類の内容を確かめる場合は、「調べる」「確認する」と訳します。
- 患者の状態を確かめる場合は、「診察する」と訳すことがあります。
- 文章や計画の問題点を確かめる場合は、「見直す」「再検討する」と訳します。
revisar には、単に対象を見るだけでなく、誤り、故障、見落とし、改善すべき点などがないかを確認する感覚があります。
ただし、revisar を使ったからといって、必ず修正や変更まで行ったとは限りません。調べた結果、変更の必要がないと判断する場合もあります。

コアイメージが「注意して確かめる」なら、いつでも「確認する」と訳せばいいの?

そういうわけではありません。コアイメージは、使い分けを考えるための手がかりです。車なら「点検する」、患者なら「診察する」、文章なら「見直す」のように、実際の日本語訳は目的語や文脈によって変わります。
revisar の基本的な意味と使い方
人や物の状態を「確認する・点検する」
revisar は、人や物の状態に問題がないかを注意して調べる場合に使います。
書類、荷物、機械、車、設備などを目的語にすると、日本語では「確認する」「調べる」「点検する」などと訳せます。
基本となる文型は、revisar+名詞です。revisar 自体に、特定の前置詞を付ける必要はありません。
ある状態になっているかどうかを確認する場合は、revisar si+直説法の形を使えます。
Antes de salir, revisa si cerraste bien la puerta.
直訳:外出する前に、君がドアをきちんと閉めたかどうかを確認して。
意訳:出かける前に、ドアをきちんと閉めたか確認して。
この文の si は、条件を表す「もし」ではありません。「ドアを閉めたかどうか」という間接疑問を作っています。
機械や車などの状態を調べる場合は、「点検する」という日本語が自然です。
El mecánico revisó los frenos del carro antes del viaje.
直訳:その整備士は旅行の前に、その車のブレーキを点検した。
意訳:整備士は旅行前に車のブレーキを点検しました。
ここでは、los frenos del carro が revisó の直接目的語です。carro は、この文では「車」を表しています。
命令や手順の中で、必要とされる状態になっているかを確認する場合は、revisar que+接続法の形も使われます。
たとえば、Revisa que las ventanas estén cerradas.であれば、「窓が閉まっていることを確認して」という意味になります。ここでは、まだ確認されていない状態を確認の対象としているため、estén は接続法現在形です。
ただし、revisar の後に que が続けば常に接続法になるということではありません。法の選択は、文全体で何を述べているかによって決まります。
人を診察したり、身体の状態を調べたりする場合にも revisar を使えます。特定の人を直接目的語にする場合は、人を表す前置詞 a を付けます。
La doctora revisó al niño y dijo que no tenía fiebre.
直訳:その女性医師はその子を診察し、その子には熱がないと言った。
意訳:女性医師はその子を診察し、熱はないと言いました。
al niño は、前置詞aと定冠詞elが結び付いた形です。この文では、特定の人を直接目的語にしているため、al niño とします。
自分自身の体や状態を自分で確認する場合には、再帰代名詞を伴う形を作ることもできます。ただし、これは revisar に固有の別の主要語義ではなく、文脈に応じた再帰的な文の組み立てです。

revisar には re が付いているから、いつでも「もう一度確認する」という意味になるの?

必ずしもそうではありません。税関職員が荷物を初めて調べる場合や、医師が患者を診察する場合にも revisar を使えます。「見直す」だけで覚えると、意味を狭く捉える可能性があります。
文書や計画を「見直す・修正する」
revisar は、文章、報告書、メール、契約、計画などの内容に誤りや改善点がないかを確認する場合にも使います。
この用法では、日本語で「見直す」「再検討する」「校正する」などと訳せます。
Revisé el correo antes de enviarlo y corregí una fecha.
直訳:私はそれを送る前にそのメールを見直し、一つの日付を訂正した。
意訳:メールを送る前に見直し、日付を一か所訂正しました。
この例文では、revisé が内容を確認した行為を表し、corregí が実際に誤りを直した行為を表しています。
enviarlo の lo は、男性名詞の el correo を指しています。直訳では、この目的格代名詞の意味が分かるように「それを」と訳しています。
計画や方針などの抽象的な内容も、revisar の目的語にできます。
El equipo está revisando el plan porque el presupuesto cambió.
直訳:そのチームは計画を見直している、なぜなら予算が変わったから。
意訳:予算が変わったため、チームは計画を見直しています。
estar revisando は、「見直しているところである」という進行中の行為を表します。
この文では、予算の変更を受けて計画を再検討しています。ただし、revisar だけでは、計画がすでに変更されたことまでは表していません。
revisar は、副詞や時間を表す表現と組み合わせて、確認の仕方や時期を示すこともできます。
- revisar antes de enviar:送る前に見直す
- revisar cuidadosamente:注意深く確認する
- revisar a fondo:徹底的に調べる
料金や規則などを「見直す・更新する」
revisar は、料金、規則、基準、条件などが現在の状況に合っているかを再検討する場合にも使います。
この用法では、「見直す」「改定を検討する」「更新する」などと訳せます。
La institución revisó sus normas para adaptarlas a la nueva ley.
直訳:その機関は、それらを新しい法律に適応させるために、自らの規則を見直した。
意訳:その機関は、新しい法律に合わせるために規則を見直しました。
para adaptarlas は、「それらを適応させるために」という目的を表します。las は、女性複数名詞の las normas を指しています。
この用法でも、revisar だけで実際の改定が完了したとまでは限りません。更新が実施されたことを明確に表す場合は、文脈に応じて actualizar などが使われます。
revisar から派生した名詞の revisión は、文脈に応じて「確認」「点検」「見直し」などを表します。
revisar・repasar・comprobarの違い
revisar、repasar、comprobarは、いずれも日本語で「確認する」と訳される場合があります。ただし、それぞれが重視する点は異なります。
- revisar:対象を注意して調べ、問題、誤り、故障、改善点などがないか確認します。
- repasar:以前に見た内容をもう一度見ることや、学習した内容を復習することが中心です。
- comprobar:情報が正しいか、ある事実が成立しているかを確かめることに重点があります。
文章の誤りを探して見直す場合は、revisar が自然です。
試験前に学習内容をもう一度確認する場合は、repasar がよく使われます。
情報や結果が正しいかを確かめる場合は、comprobar が適しています。
たとえば、次のように使い分けられます。
- revisar un informe:報告書に誤りや問題がないか見直す
- repasar una lección:一度学んだ課を復習する
- comprobar una dirección:住所が正しいか確認する
ただし、これらの動詞には意味が重なる場面もあります。文脈によっては、複数の動詞が文法的に使える場合がありますが、選ぶ動詞によって話者が重視する点が変わります。

試験前に教科書を見るときも、revisar を使えるの?

誤りや不足がないか内容を確認するなら revisar を使えます。一方、すでに学んだ内容をもう一度勉強するという意味なら、repasar のほうが意図を表しやすくなります。
関連する語として、chequear も「確認する」「点検する」という意味で使われます。地域や文体によって使用傾向が異なることがあります。初級~中級者向けの記事では、まず広い対象に使える revisar を中心に理解すると整理しやすくなります。
revisar の意味と使い方のまとめ
- revisar は、問題や見落としがないか、対象を注意して確かめる他動詞です。
- 物や機械には「確認する・点検する」、文書や計画には「見直す・再検討する」と訳せます。
- 基本構造は revisar+名詞で、人を目的語にする場合は revisar+a+人となります。
- revisar si+直説法では、「~かどうか確認する」という間接疑問を表せます。
- revisar que+接続法は、必要な状態になっているかを確認する場面で使われます。
- revisar は確認する行為を表しますが、必ず修正や変更まで完了したことを意味するわけではありません。
- repasar は「もう一度見る・復習する」、comprobar は「真偽や正確さを確かめる」という意味が中心です。
- revisar は、語幹や綴りに変化のない規則的な-ar動詞です。

