スペイン語の動詞 comunicar の意味・使い方・活用|comunicarse との違いも例文で解説

動詞の活用と意味
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ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)
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comunicar は「伝える・知らせる」「つなぐ」を表す動詞

comunicar は、情報や気持ちを相手に「伝える・知らせる」という意味のほか、場所どうしを「つなぐ」という意味でも使われる動詞です。se を伴う comunicarse では、人と「連絡を取る・意思疎通する」という使い方が重要です。

  • 情報・決定・気持ちなどを相手に「伝える・知らせる」場合に使います。
  • ドア・廊下・道路などが二つの場所を「つなぐ・通じさせる」という意味でも使います。
  • comunicarse con+人・組織では、「連絡を取る・意思疎通する」という意味になります。

日本語の「伝える」だけで覚えるよりも、comunicar と comunicarse の文型を分けて確認すると使い方を整理しやすくなります。まずは活用から見ていきます。

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comunicar の活用

comunicar は、基本的には規則活用をする-ar動詞です。ただし、語尾がeで始まる形では、発音を保つために、綴り上 c が qu に変わります。点過去の yo形 comuniqué や、接続法現在の comunique などが該当します。

グアテマラで使われるvosの形も、直説法現在形・接続法現在形・命令法に併記します。

分詞

種類活用
現在分詞comunicando
過去分詞comunicado

直説法

現在形

主語活用
yocomunico
tú(vos)tú: comunicas
vos: comunicás
él / ella / ustedcomunica
nosotros / nosotrascomunicamos
vosotros / vosotrascomunicáis
ellos / ellas / ustedescomunican

点過去形

主語活用
yocomuniqué
comunicaste
él / ella / ustedcomunicó
nosotros / nosotrascomunicamos
vosotros / vosotrascomunicasteis
ellos / ellas / ustedescomunicaron

線過去形

主語活用
yocomunicaba
comunicabas
él / ella / ustedcomunicaba
nosotros / nosotrascomunicábamos
vosotros / vosotrascomunicabais
ellos / ellas / ustedescomunicaban

未来形

主語活用
yocomunicaré
comunicarás
él / ella / ustedcomunicará
nosotros / nosotrascomunicaremos
vosotros / vosotrascomunicaréis
ellos / ellas / ustedescomunicarán

可能法(過去未来)

主語活用
yocomunicaría
comunicarías
él / ella / ustedcomunicaría
nosotros / nosotrascomunicaríamos
vosotros / vosotrascomunicaríais
ellos / ellas / ustedescomunicarían

命令法

肯定命令

主語活用
tú(vos)tú: comunica
vos: comunicá
ustedcomunique
nosotros / nosotrascomuniquemos
vosotros / vosotrascomunicad
ustedescomuniquen

否定命令

主語活用
tú(vos)tú: no comuniques
vos: no comuniqués
ustedno comunique
nosotros / nosotrasno comuniquemos
vosotros / vosotrasno comuniquéis
ustedesno comuniquen

接続法

現在形

主語活用
yocomunique
tú(vos)tú: comuniques
vos: comuniqués
él / ella / ustedcomunique
nosotros / nosotrascomuniquemos
vosotros / vosotrascomuniquéis
ellos / ellas / ustedescomuniquen

過去形(ra形)

主語活用
yocomunicara
comunicaras
él / ella / ustedcomunicara
nosotros / nosotrascomunicáramos
vosotros / vosotrascomunicarais
ellos / ellas / ustedescomunicaran

comunicar には語幹母音の変化はありません。活用で特に確認しておきたいのは、語尾が e で始まる形で、発音を保つために綴り上 c が qu へ変わる点です。点過去の comuniqué や接続法現在の comunique、comuniques、comuniquemos などにこの変化が現れます。

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comunicar のコアイメージと使い方の手がかり

comunicarの主な意味を整理するときは、人・情報・場所の間をつないで、何かが通じるようにするというイメージを手がかりにできます。

情報を伝える場合は、情報が話し手から相手へ届くようにつなぎます。気持ちを伝える場合も、自分の気持ちが相手に分かるようにします。また、ドアや道路が二つの場所をつなぐ場合にも comunicar を使えます。

代名形の comunicarse では、人どうしの連絡や意思疎通を表します。

チキータ
チキータ

「つなぐ」というイメージを覚えれば、どの文でも「つなぐ」と訳せるの?

ヨシオ
ヨシオ

そういうわけではありません。このコアイメージは、comunicar の意味どうしの関係を考えるための手がかりです。実際の日本語訳は文脈によって、「伝える」「知らせる」「つなぐ」「通じる」「連絡を取る」などに変わります。

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comunicar の基本的な意味と使い方

情報・決定・気持ちなどを「伝える・知らせる」

comunicar の基本的な用法の一つが、情報・決定・知らせ・気持ちなどを相手に伝えることです。他動詞として、伝える内容を直接目的語に取ります。

相手も示す場合は、comunicar+内容+a+人の形を使えます。間接目的格代名詞を使って、comunicarle algo a alguien のように表すこともできます。

La escuela comunicó a los padres el cambio de horario.
直訳:学校は保護者たちに伝えました、時間の変更を。
意訳:学校は保護者に時間変更を知らせました。

この文では、a los padres が伝える相手、el cambio de horario が伝える内容です。「誰に」と「何を」を区別すると、comunicar の文型が分かりやすくなります。

伝える内容は名詞だけでなく、que+文で示すこともできます。

El jefe nos comunicó que la oficina cerrará el viernes.
直訳:上司は私たちに伝えました、オフィスが金曜日に閉まると。
意訳:上司は、オフィスが金曜日に閉まると私たちに知らせました。

ここでの nos は「私たちに」という間接目的語です。後で見る Nos comunicamos の nos とは役割が異なります。

comunicar は、事実や知らせだけでなく、感情や自分の考えを相手へ伝える場合にも使えます。

A veces me cuesta comunicar lo que siento.
直訳:ときどき、私には難しいです、私が感じていることを伝えることが。
意訳:ときどき、自分の気持ちを伝えるのが難しいです。

この文の lo que siento は「私が感じていること」で、comunicar の内容に当たります。me はcomunicar に付いた代名詞ではなく、me cuesta「私には難しい」の一部です。

似た意味を持つ語として decir や informar があります。decir は「言う・述べる」という広い範囲で使われる動詞です。informar は情報や知らせを与える意味が中心です。comunicar は、情報や決定などを相手へ伝えるという文脈で使われるほか、気持ちや場所の接続にも意味が広がります。

通信や信号などを「伝達する」という用法もありますが、初級~中級者向けの記事では、まず人に情報や気持ちを伝える使い方を押さえると整理しやすくなります。

場所や空間を「つなぐ・通じさせる」

comunicar は、人どうしのコミュニケーションだけでなく、二つの場所をつなぐ場合にも使います。

他動詞では、comunicar A con B の形で「AをBとつなぐ」という関係を表せます。

Esta puerta comunica la sala con el patio.
直訳:このドアは居間を中庭とつないでいます。
意訳:このドアで居間と中庭がつながっています。

この文では la sala と el patio という二つの場所を、esta puerta がつないでいます。

一方、自動詞として X comunica con Y とすると、「XがYに通じている」という意味になります。

Este pasillo comunica con la cocina.
直訳:この廊下は台所と通じています。
意訳:この廊下は台所につながっています。

この con の後ろにある la cocina は、連絡を取る相手ではなく、廊下が通じている先です。

チキータ
チキータ

comunicarは、人に何かを伝えるときだけの動詞ではないんだね。

ヨシオ
ヨシオ

そうです。ドア・廊下・道路・橋などが場所どうしを「つなぐ」「通じさせる」という使い方もあります。「伝える」という日本語訳だけで覚えると見落としやすい用法です。

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comunicarse の意味と使い方

comunicarse con+人で「連絡を取る・意思疎通する」

代名形の comunicarse では、人や組織と「連絡を取る」「意思疎通する」という意味が重要です。

基本的な形は、comunicarse con+人・組織です。ここでの se を単純に「自分自身に伝える」と考えるのではなく、人との連絡や意思疎通を表す代名動詞として捉えると分かりやすくなります。

Necesito comunicarme con el banco esta tarde.
直訳:私は必要としています、銀行と連絡を取ることを、今日の午後に。
意訳:今日の午後、銀行に連絡する必要があります。

comunicarme は、不定詞 comunicar に、主語yoに対応する代名詞 me が付いた形です。con el banco が連絡を取る相手を表しています。

電話などの通信手段を表す場合は、comunicarse por+手段という形も使えます。

Nos comunicamos por teléfono cuando estamos lejos.
直訳:私たちは電話で連絡を取り合います、私たちが離れているときに。
意訳:離れているときは、電話で連絡を取り合います。

この文では主語が複数なので、nos comunicamos は「私たちが互いに連絡を取り合う」という相互的な意味で理解できます。por teléfono は連絡の手段を示しています。

comunicarse は電話やメッセージによる「連絡」だけでなく、相手と意思を伝え合う場合にも使えます。

Aunque hablan idiomas distintos, se comunican con gestos.
直訳:彼らは異なる言語を話しますが、身ぶりで意思疎通します。
意訳:話す言語が違っても、身ぶりで意思を伝え合っています。

この文の con gestos では、con の後ろに人ではなく gestos「身ぶり」が続き、意思疎通の手段を表しています。

「連絡する」という意味では contactar も使われますが、両者をすべての文脈で同じものとして考える必要はありません。この記事では、相手との連絡や意思疎通を表す基本文型としてcomunicarse con+人・組織を中心に押さえます。

チキータ
チキータ

「銀行に連絡する」なら、comunicar con el bancoではなくcomunicarme con el bancoと覚えたほうがいいの?

ヨシオ
ヨシオ

非代名形の comunicar con にも通信や接続を表す用法はあります。ただ、初級~中級者が自分で使う文型としては、まず comunicarse con+人・組織を基本にすると整理しやすいです。非代名形を単純に間違いと考える必要はありません。

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comunicar の意味と使い方のまとめ

  • comunicarは、情報・決定・気持ちなどを「伝える・知らせる」場合に使います。
  • comunicar+内容+a+人comunicarle algo a alguien では、伝える内容と相手を示せます。
  • comunicar A con Bでは「AをBとつなぐ」、X comunica con Yでは「XがYに通じる」という場所の用法があります。
  • comunicarse con+人・組織では、「連絡を取る・意思疎通する」という意味になります。
  • 活用は基本的に規則的ですが、comuniqué や comunique のように、発音を保つため綴り上 c が qu へ変わる形があります。
  • 「人・情報・場所の間をつないで、何かが通じるようにする」という感覚は意味を整理する手がかりになりますが、実際の日本語訳は文脈によって変わります。
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小樽在住。2008年にスペイン語ゼロで中南米の旅へ。グアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で2008〜2017年の間に何度も訪れ、計14ヶ月スペイン語を学習しました。当ブログは自身の忘備録として2016年に開設。その後10年近く放置していましたが、2025年よりAIを相棒に過去の記録をより正確な知識へと全面リライト中。現地で四苦八苦している独学者のヒントになれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

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