スペイン語の動詞 celebrar の意味と使い方|「祝う」以外の用法・活用・例文

動詞の活用と意味
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ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)
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celebrar は「祝う・開催する・喜ぶ」を表す動詞

celebrar は、誕生日や記念日などを「祝う」という意味でよく使われる動詞です。ただし、目的語や文の構造によっては、「開催する」「執り行う」「喜ぶ」「歓迎する」などと訳します。

  • 誕生日・記念日・卒業・成果などを「祝う」という意味で使います。
  • 会議・式典・大会などを「開催する・行う」という意味でも使います。
  • celebrar que+接続法では、好ましい状況を「喜ぶ・歓迎する」と表せます。

日本語の「祝う」だけで覚えると、celebrar una reuniónse celebra などの用法を理解しにくくなります。まず活用を確認し、そのあとで目的語や文型による意味の違いを見ていきます。

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celebrar の活用

celebrar は、規則的に活用する-ar動詞です。語幹母音や綴りに変化はありません。

ただし、celebramos は直説法現在形と点過去形で同じ形です。現在のことか過去のことかは、文脈や時間を表す語から判断します。

グアテマラでは、親しい相手に vos を用いるボセオが広く見られます。celebrar の直説法現在形は celebrás、肯定命令は celebrá、接続法現在形は celebrés です。

分詞

種類活用
現在分詞celebrando
過去分詞celebrado

直説法

現在形

主語活用
yocelebro
tú(vos)tú: celebras
vos: celebrás
él / ella / ustedcelebra
nosotros / nosotrascelebramos
vosotros / vosotrascelebráis
ellos / ellas / ustedescelebran

点過去形

主語活用
yocelebré
celebraste
él / ella / ustedcelebró
nosotros / nosotrascelebramos
vosotros / vosotrascelebrasteis
ellos / ellas / ustedescelebraron

線過去形

主語活用
yocelebraba
celebrabas
él / ella / ustedcelebraba
nosotros / nosotrascelebrábamos
vosotros / vosotrascelebrabais
ellos / ellas / ustedescelebraban

未来形

主語活用
yocelebraré
celebrarás
él / ella / ustedcelebrará
nosotros / nosotrascelebraremos
vosotros / vosotrascelebraréis
ellos / ellas / ustedescelebrarán

可能法(過去未来)

主語活用
yocelebraría
celebrarías
él / ella / ustedcelebraría
nosotros / nosotrascelebraríamos
vosotros / vosotrascelebraríais
ellos / ellas / ustedescelebrarían

命令法

肯定命令

主語活用
tú(vos)tú: celebra
vos: celebrá
ustedcelebre
nosotros / nosotrascelebremos
vosotros / vosotrascelebrad
ustedescelebren

否定命令

主語活用
tú(vos)tú: no celebres
vos: no celebrés
ustedno celebre
nosotros / nosotrasno celebremos
vosotros / vosotrasno celebréis
ustedesno celebren

接続法

現在形

主語活用
yocelebre
tú(vos)tú: celebres
vos: celebrés
él / ella / ustedcelebre
nosotros / nosotrascelebremos
vosotros / vosotrascelebréis
ellos / ellas / ustedescelebren

過去形(ra形)

主語活用
yocelebrara
celebraras
él / ella / ustedcelebrara
nosotros / nosotrascelebráramos
vosotros / vosotrascelebrarais
ellos / ellas / ustedescelebraran
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celebrar の基本的な意味と使い方

誕生日・記念日・成果などを「祝う」

celebrar+名詞で、誕生日、記念日、卒業、勝利、独立などを「祝う」と表せます。祝う対象となる名詞は、基本的に前置詞を付けず、直接目的語として置きます。

  • celebrar un cumpleaños:誕生日を祝う
  • celebrar un aniversario:記念日・周年を祝う
  • celebrar una graduación:卒業を祝う
  • celebrar una victoria:勝利を祝う

con+人を加えると一緒に祝う相手を、con+物事を加えると祝い方や手段を表せます。

Este sábado vamos a celebrar el cumpleaños de mi madre en casa.
直訳:この土曜日、私たちは家で私の母の誕生日を祝う予定です。
意訳:今週の土曜日は、家で母の誕生日を祝う予定です。

La familia celebró la graduación de Ana con una cena.
直訳:家族は夕食でアナの卒業を祝いました。
意訳:家族は夕食を囲んで、アナの卒業を祝いました。

二つ目の例文の con una cena は、祝う対象ではなく、卒業をどのような方法で祝ったかを示しています。

Guatemala celebra su independencia el 15 de septiembre.
直訳:グアテマラは9月15日にその独立を祝います。
意訳:グアテマラでは9月15日に独立を祝います。

誕生日のような個人的な出来事だけでなく、国の独立や歴史的な日を記念する場合にも celebrar を使えます。

チキータ
チキータ

celebrar は、パーティーをして祝うときだけに使うの?

ヨシオ
ヨシオ

いいえ。会議や結婚式、大会などを「行う・開催する」という意味でも使われます。日本語訳は、celebrar の後ろに置かれる名詞から判断する必要があります。

会議・式典・大会などを「開催する」

celebrar は、会議、式典、結婚式、大会、選挙などを「行う・開催する・執り行う」という意味でも使われます。

  • celebrar una reunión:会議を開く
  • celebrar una ceremonia:式典を行う
  • celebrar una boda:結婚式を執り行う
  • celebrar un torneo:大会を開催する

この用法では、celebrar を常に「祝う」と訳すことはできません。目的語となる行事の性質に合わせて、「開催する」「行う」「執り行う」などと訳します。

La asociación celebró una reunión para organizar el festival.
直訳:協会は祭りを企画するために会議を行いました。
意訳:協会は祭りを企画するための会議を開きました。

para organizar el festival は、会議を開いた目的を表しています。

se celebra で「開催される・行われる」

会議や行事を主語にして、se celebra とすると、「開催される」「行われる」と表せます。

この se は、主語が自分自身に何かをするという再帰の意味ではありません。行事を主語にした受動的な構文です。

  • La ceremonia se celebra…:式典が行われる
  • Los eventos se celebran…:行事が行われる

動詞は主語の単数・複数に合わせます。主語が単数なら se celebra、複数なら se celebran です。

La boda se celebrará en junio.
直訳:結婚式は6月に行われる予定です。
意訳:結婚式は6月に行われます。

未来形の se celebrará は、これから予定されている行事の日程を伝えるときに使えます。

El torneo se celebra cada año en la ciudad.
直訳:その大会は毎年、その町で行われます。
意訳:その大会は毎年、町で開催されます。

現在形と cada año を組み合わせることで、毎年繰り返される開催を表しています。

チキータ
チキータ

La boda se celebra の se は、「結婚式が自分自身を祝う」という意味なの?

ヨシオ
ヨシオ

ここでは再帰の意味ではありません。結婚式を主語にして、「結婚式が行われる」と表しています。主語が複数なら、se celebran と動詞も複数形になります。

受動的な se の仕組みについては、別記事の「Seを使った受け身(受動態)|完全ガイド」も参考にしてください。

決定や好ましい状況を「喜ぶ・歓迎する」

celebrar は、好ましい決定、知らせ、変化などを「喜ぶ」「歓迎する」「好ましく受け止める」という意味でも使われます。

決定や知らせを名詞で表す場合は、celebrar+名詞の形にします。

Todos celebraron la decisión de mantener abierta la biblioteca.
直訳:全員が、図書館を開いたままにしておくという決定を喜びました。
意訳:図書館を開館し続けるという決定を、全員が歓迎しました。

この例文の celebraron は、祝賀行事を行ったという意味ではありません。決定を好ましいものとして受け止めたことを表すため、日本語では「歓迎した」と訳しています。

喜ぶ内容を文で示す場合は、celebrar que+接続法を使えます。

Celebro que estés mejor.
直訳:私は喜んでいます、あなたの具合が前よりよいことを。
意訳:体調がよくなってうれしいです。

que estés mejor という節全体が、喜びの対象です。話者の感情や評価を表すため、estar は接続法現在形の estés になっています。

日常会話では、同じような場面で Me alegra que estés mejor. と表すこともできます。接続法の基本については、別記事の「スペイン語の接続法現在形の使い方」も参考にしてください。

作品や人物を「称賛する」

文章や批評の文脈では、celebrar が作品、演技、発言、人物などを「称賛する」「高く評価する」という意味で使われることがあります。

La crítica celebró la actuación de la joven actriz.
直訳:批評界はその若い女優の演技を称賛しました。
意訳:批評家たちは若い女優の演技を高く評価しました。

この用法は、映画、演劇、文学などについて述べる批評や報道で見られます。日常的に人を「褒める」と言いたい場合は、文脈によって elogiar などの動詞のほうが分かりやすいこともあります。

契約・協定・ミサに使われる celebrar

celebrar には、法務や宗教など、特定の分野で使われる用法もあります。初級~中級者が日常会話で積極的に使う優先度は高くありませんが、公的な文章やニュースでは目にする可能性があります。

法務や行政の文脈では、celebrar un contratocelebrar un convenio で、「契約・協定を締結する」と表します。

Las dos organizaciones celebraron un convenio de cooperación.
直訳:二つの組織は協力協定を締結しました。
意訳:二つの団体は協力協定を結びました。

この文の celebraron を「祝った」と訳すことはできません。conveniocontrato を目的語に取る場合は、専門的な「締結する」という意味です。

宗教の文脈では、celebrar misa で「ミサを執り行う」と表します。

El sacerdote celebró la misa al amanecer.
直訳:司祭は夜明けにミサを執り行いました。
意訳:司祭は夜明けにミサを行いました。

この用法でも、日本語では文脈に合わせて「執り行う」「行う」と訳します。

celebrar から作られる名詞 celebración もよく使われます。「祝い」「記念行事」のほか、文脈によっては行事の「開催・実施」を表します。

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celebrar・festejar・conmemorar の違い

celebrarfestejarconmemorar はいずれも、日本語で「祝う」「記念する」と訳されることがあります。ただし、意味の範囲や重点には違いがあります。

  • celebrar意味の範囲が広く、出来事を祝うほか、会議や式典を開催すること、好ましい決定を歓迎することも表します。
  • festejar:食事、パーティー、歓声など、実際の祝いの行動や楽しい雰囲気に重点が置かれやすい動詞です。
  • conmemorar:歴史的な出来事や人物を思い起こし、記念することに重点があります。

たとえば、誕生日を家族で祝う場面では、celebrarfestejar の両方を使えることがあります。ただし、festejar のほうが、食事や集まりなどの具体的な祝い方を強く感じさせる場合があります。

一方、歴史的な出来事や亡くなった人物を記念する場合には、conmemorar が適していることがあります。celebrar にも「記念行事を行う」という意味がありますが、文脈が不足すると、出来事そのものを喜んでいるように誤解される可能性があります。

チキータ
チキータ

悲しい出来事なら、celebrarは使えないの?

ヨシオ
ヨシオ

正式な追悼行事を「行う」という意味では使えます。ただし、出来事を喜んでいるように受け取られないよう、conmemorar を使ったり、celebrar un acto en memoria de…のように行事の目的を明確にしたりするほうが分かりやすい場合があります。

三つの動詞の違いには重なる部分もあります。日本語訳だけで機械的に選ばず、何を対象にし、話者が祝いの行動・行事の実施・記憶のどれに重点を置いているかを確認することが大切です。

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celebrar の意味と使い方のまとめ

  • celebrar+誕生日・記念日・成果では、「祝う」「記念する」という意味になります。
  • celebrar+会議・式典・大会では、「開催する」「行う」「執り行う」と訳します。
  • 行事+se celebra では、「開催される」「行われる」という受動的な意味になります。
  • celebrar que+接続法では、好ましい状況を「喜ぶ・歓迎する」と表せます。
  • 契約や協定を目的語に取る場合は「締結する」、ミサを目的語に取る場合は「執り行う」という専門的な意味になります。
  • festejar は祝いの行動や楽しさ、conmemorar は出来事や人物を記憶することに重点が置かれやすい動詞です。

celebrar は「祝う」だけでなく、目的語によって日本語訳が大きく変わります。初級~中級者向けの記事では、まず「祝う」「開催する」「喜ぶ」という三つの主要な用法を区別すると理解しやすくなります。

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現在、470個のスペイン語動詞について意味と活用を解説しています。目的の単語を探しやすいよう、頭文字のアルファベットでタグ付けを行っています。

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小樽在住。2008年にスペイン語ゼロで中南米の旅へ。グアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で2008〜2017年の間に何度も訪れ、計14ヶ月スペイン語を学習しました。当ブログは自身の忘備録として2016年に開設。その後10年近く放置していましたが、2025年よりAIを相棒に過去の記録をより正確な知識へと全面リライト中。現地で四苦八苦している独学者のヒントになれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

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