スペイン語の動詞 percibir の意味と活用|感じ取る・認識する・受け取る

動詞の活用と意味
記事内に広告が含まれています。
ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)
スポンサーリンク

percibir は「感じ取る・認識する・受け取る」を表す動詞

スペイン語の percibir は、基本的に「外から来たものを受け取り、自分の中でとらえる」といったイメージを持つ動詞です。

日本語では文脈によって、「感じ取る」「気づく」「認識する」「理解する」「受け取る」などと訳されます。

  • 感覚でとらえる:におい、音、光、雰囲気、変化などを感じ取る
  • 頭で理解する:違い、意味、皮肉、状況などを認識する
  • 金銭を受け取る:給料、年金、収入などを受け取る

ただし、日常会話では notar(気づく)、darse cuenta de(気づく)、recibir(受け取る)、cobrar(給料などを受け取る)を使うほうが自然な場面もあります

そのため、percibir は「知覚する」という硬い日本語だけで覚えるより、使われる対象や文体も一緒に整理すると理解しやすくなります。

スポンサーリンク

percibir の活用

percibirir 動詞の規則活用です。語幹は percib- で、基本的には通常の ir 動詞と同じ形で活用します。

分詞(現在分詞・過去分詞)

種類活用
現在分詞percibiendo
過去分詞percibido

直説法

現在形

主語活用
yopercibo
tú(vos)tú: percibes
vos: percibís
él / ella / ustedpercibe
nosotros / nosotraspercibimos
vosotros / vosotraspercibís
ellos / ellas / ustedesperciben

点過去形

主語活用
yopercibí
percibiste
él / ella / ustedpercibió
nosotros / nosotraspercibimos
vosotros / vosotraspercibisteis
ellos / ellas / ustedespercibieron

線過去形

主語活用
yopercibía
percibías
él / ella / ustedpercibía
nosotros / nosotraspercibíamos
vosotros / vosotraspercibíais
ellos / ellas / ustedespercibían

未来形

主語活用
yopercibiré
percibirás
él / ella / ustedpercibirá
nosotros / nosotraspercibiremos
vosotros / vosotraspercibiréis
ellos / ellas / ustedespercibirán

可能法(過去未来)

主語活用
yopercibiría
percibirías
él / ella / ustedpercibiría
nosotros / nosotraspercibiríamos
vosotros / vosotraspercibiríais
ellos / ellas / ustedespercibirían

命令法

命令法には yo の形はありません。また、2人称では肯定命令と否定命令で形が変わります。

肯定命令

主語活用
tú(vos)tú: percibe
vos: percibí
él / ella / ustedperciba
nosotros / nosotraspercibamos
vosotros / vosotraspercibid
ellos / ellas / ustedesperciban

否定命令

主語活用
tú(vos)tú: no percibas
vos: no percibás
él / ella / ustedno perciba
nosotros / nosotrasno percibamos
vosotros / vosotrasno percibáis
ellos / ellas / ustedesno perciban

接続法

現在形

主語活用
yoperciba
tú(vos)tú: percibas
vos: percibás
él / ella / ustedperciba
nosotros / nosotraspercibamos
vosotros / vosotraspercibáis
ellos / ellas / ustedesperciban

過去形(ra形)

主語活用
yopercibiera
percibieras
él / ella / ustedpercibiera
nosotros / nosotraspercibiéramos
vosotros / vosotraspercibierais
ellos / ellas / ustedespercibieran
スポンサーリンク

percibir のコアイメージ

percibir のコアイメージは、外から来たものを受け取り、自分の中でとらえるです。

この「外から来たもの」は、光・音・においのように感覚で受け取るものの場合もあれば、雰囲気・変化・皮肉・意味のように頭で理解するものの場合もあります。

また、給料や年金などのお金を「受け取る」という意味でも使われます。

チキータ
チキータ

つまり、percibir は「感じる」と「理解する」と「受け取る」がつながっている動詞なんですか?

ヨシオ
ヨシオ

そう考えると整理しやすいです。ただし、このイメージだけで全部を同じ日本語に訳せるわけではありません。文脈に合わせて「感じ取る」「気づく」「認識する」「受け取る」と訳し分けるための手がかりとして使うとよいです。

スポンサーリンク

percibir の基本的な意味と使い方

感覚で感じ取る・気づく

percibir は、におい・音・光・雰囲気・変化などを感覚でとらえるときに使えます。

日本語では「知覚する」「感知する」と訳されることもありますが、学習者向けには「感じ取る」「気づく」と考えると使いやすいです。

Percibí un olor extraño en la cocina.
直訳:私は台所で変なにおいを感じ取った。
意訳:台所で変なにおいに気づいた。

No percibí ningún cambio en su actitud.
直訳:私は彼の態度にどんな変化も感じ取らなかった。
意訳:彼の態度の変化をまったく感じなかった。

Desde la entrada se percibía un ambiente tranquilo.
直訳:入口から、落ち着いた雰囲気が感じ取られた。
意訳:入口から落ち着いた雰囲気が伝わってきた。

この使い方では、単に「見る」「聞く」というよりも、何かの存在や変化を感覚的にとらえるニュアンスがあります。

状況や意味を認識する・理解する

percibir は、感覚だけでなく、状況・意味・違い・皮肉などを「認識する」「理解する」という意味でも使われます。

この場合は、percibir que… のように、後ろに文を続けることもできます。

Ella percibió que algo no estaba bien.
直訳:彼女は何かがよくないと認識した。
意訳:彼女は何かおかしいと感じ取った。

Es importante percibir la diferencia entre las dos palabras.
直訳:その2つの単語の違いを認識することは重要です。
意訳:その2つの単語の違いをきちんと理解することが大切です。

Ella percibió la ironía en sus palabras.
直訳:彼女は彼の言葉の中に皮肉を感じ取った。
意訳:彼女は彼の言葉が皮肉だと気づいた。

日常会話では、この意味で darse cuenta de que…notar que… が使われることも多いです。percibir は少し説明的、または硬めに聞こえる場面があります。

給料・年金・収入などを受け取る

percibir は、給料・年金・収入などを「受け取る」という意味でも使われます。

この使い方は、日常のくだけた会話よりも、制度・書類・ニュース・説明文などで見かけやすい表現です。

Los empleados perciben su salario a fin de mes.
直訳:従業員たちは月末に給料を受け取ります。
意訳:従業員の給料は月末に支払われます。

日常会話では recibir un salariocobrar un salario と言われることが多いです。percibir は、やや公式な説明に合いやすい表現として覚えておくとよいです。

スポンサーリンク

percibir と似た動詞の違い

percibir は、「感じ取る」「認識する」「受け取る」という複数の意味を持つため、似た動詞も意味ごとに分けて考えると整理しやすくなります。

ここでは、percibir の主な意味に合わせて、混同しやすい動詞との違いを見ていきます。

「感じ取る・気づく」の意味では notar や sentir と近い

におい・音・光・雰囲気・変化などを感じ取る場合、percibirnotarsentir と近い意味になることがあります。

  • percibir外から来た感覚・変化・雰囲気などを感じ取る。少し説明的、または硬めの文脈にも合う。
  • notar:変化や違いに気づく。日常会話で使いやすい。
  • sentir:体の感覚や気持ちを感じる。感情・体調・温度・痛みなどにも広く使う。

Percibí un olor extraño en la cocina.
直訳:私は台所で変なにおいを感じ取った。
意訳:台所で変なにおいに気づいた。

Noté un olor extraño en la cocina.
直訳:私は台所で変なにおいに気づいた。
意訳:台所で変なにおいに気づいた。

この場合、どちらも意味は近いですが、日常会話では notar のほうが自然に使いやすい場面があります。percibir は、少し客観的・説明的に「感じ取る」と言いたいときに合います。

「認識する・理解する」の意味では darse cuenta de と近い

状況・意味・違い・皮肉などを認識する場合、percibirdarse cuenta de と近い意味になることがあります。

  • percibir状況・意味・違い・皮肉などを感じ取って認識する。やや説明的な表現。
  • darse cuenta de:ある事実に気づく。日常的な「気づく」として使いやすい。
  • entender:意味や内容を理解する。「わかる」に近い基本動詞。

Ella percibió que algo no estaba bien.
直訳:彼女は何かがよくないと認識した。
意訳:彼女は何かおかしいと感じ取った。

Ella se dio cuenta de que algo no estaba bien.
直訳:彼女は何かがよくないことに気づいた。
意訳:彼女は何かおかしいと気づいた。

percibir que…darse cuenta de que… は近い意味で使えることがあります。ただし、日常的に「気づいた」と言うなら、darse cuenta de que… のほうが使いやすい場面が多いです。

「給料・収入を受け取る」の意味では recibir や cobrar と近い

給料・年金・収入などを受け取る意味では、percibirrecibircobrar と近い意味になります。

  • percibir給料・年金・収入などを受け取る。制度・書類・ニュース・説明文などで見かけやすい。
  • recibir:物・連絡・お金などを一般的に受け取る。
  • cobrar:給料・料金・代金などを受け取る。または請求する。

Los empleados perciben su salario a fin de mes.
直訳:従業員たちは月末に給料を受け取ります。
意訳:従業員の給料は月末に支払われます。

Los empleados cobran su salario a fin de mes.
直訳:従業員たちは月末に給料を受け取ります。
意訳:従業員たちは月末に給料を受け取ります。

どちらも給料を受け取る意味で使えますが、percibir un salario は少し公式・説明的な表現です。日常会話では cobrar el salariorecibir el salario のほうが使いやすい場面があります。

チキータ
チキータ

似た動詞を一気に覚えるより、「どの意味の percibir に近いのか」で分けるとわかりやすいですね。

ヨシオ
ヨシオ

そうです。percibir は意味の幅があるので、「感じ取る」なら notar や sentir、「気づく」なら darse cuenta de、「受け取る」なら recibir や cobrar というように、意味ごとに整理すると使い分けやすくなります。

なお、percibir については、地域差よりも文体差・使用場面の違いを意識するほうが実用的です。グアテマラを含むラテンアメリカでも通じる動詞ですが、会話では notar、darse cuenta de、recibir、cobrar などを使うほうが自然な場面があります。

スポンサーリンク

まとめ

percibir は、ir 動詞の規則活用です。基本のイメージは「外から来たものを受け取り、自分の中でとらえる」です。

  • 感覚で感じ取る:におい、音、光、雰囲気、変化などに気づく
  • 認識する・理解する:状況、意味、違い、皮肉などをとらえる
  • 金銭を受け取る:給料、年金、収入などを受け取る

ただし、日常会話では notardarse cuenta desentirrecibircobrar のほうが自然な場面もあります。

percibir は「知覚する」とだけ覚えるよりも、「感じ取る」「認識する」「受け取る」を文脈に合わせて訳し分ける動詞として理解すると、使い方が整理しやすくなります。

当ブログで扱っている動詞(アルファベット分類)

現在、467個のスペイン語動詞について意味と活用を解説しています。目的の単語を探しやすいよう、頭文字のアルファベットでタグ付けを行っています。

A B C D E F
G H I J K L
M N O P Q R
S T U V W X
Y Z

小樽在住。2008年にスペイン語ゼロで中南米の旅へ。グアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で2008〜2017年の間に何度も訪れ、計14ヶ月スペイン語を学習しました。当ブログは自身の忘備録として2016年に開設。その後10年近く放置していましたが、2025年よりAIを相棒に過去の記録をより正確な知識へと全面リライト中。現地で四苦八苦している独学者のヒントになれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

ヨシオをフォローする
おすすめのスペイン語の文法書

入門書では足りないと感じる文法上のポイントなどを「NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」では説明してくれています。私が持っているスペイン語の本の中では一番使っています。

本「これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」の表紙

スポンサーリンク
動詞の活用と意味
シェアする
ヨシオをフォローする
タイトルとURLをコピーしました