スペイン語の動詞 ofender の意味と使い方|ofenderse も解説

動詞の活用と意味
記事内に広告が含まれています。
ラテンアメリカのスペイン語が中心です。現在、全記事のリライト作業をしています。ご理解くださいませ。(※アイキャッチ画像がない記事はリライト前の記事です)
スポンサーリンク

ofender は「人を傷つける・不快にさせる・侮辱する」を表す動詞

スペイン語の動詞 ofender は、「人を傷つける」「不快にさせる」「侮辱する」などを表す動詞です。

「侮辱する」と訳される場合もありますが、必ずしも強い悪口だけを指すわけではありません。言葉・態度・行動によって、相手の感情や尊厳を傷つける場合にも使われます。

ofender は、相手の気持ち・尊厳・自尊心などを傷つけるときに使われます。

  • ofender a alguien:人を不快にさせる、人を傷つける、侮辱する
  • ofenderse:気を悪くする、傷ついたと感じる
  • insultar より広く、直接的な悪口でなくても使われることがある

たとえば、強い言葉で相手を侮辱する場合にも使えます。一方で、悪気のない一言で相手が気分を害した場合にも使われます。そのため、日本語にするときは文脈に合わせて「侮辱する」「傷つける」「気分を害させる」などに訳し分ける必要があります。

スポンサーリンク

スペイン語の動詞 ofender の活用

ofender-er 動詞の規則変化です。ここでは、学習用に基本的な活用をまとめます。

分詞(現在分詞・過去分詞)

種類
現在分詞ofendiendo
過去分詞ofendido

直説法

現在形

主語活用
yoofendo
tú(vos)tú: ofendes
vos: ofendés
él / ella / ustedofende
nosotros / nosotrasofendemos
vosotros / vosotrasofendéis
ellos / ellas / ustedesofenden

点過去形

主語活用
yoofendí
ofendiste
él / ella / ustedofendió
nosotros / nosotrasofendimos
vosotros / vosotrasofendisteis
ellos / ellas / ustedesofendieron

線過去形

主語活用
yoofendía
ofendías
él / ella / ustedofendía
nosotros / nosotrasofendíamos
vosotros / vosotrasofendíais
ellos / ellas / ustedesofendían

未来形

主語活用
yoofenderé
ofenderás
él / ella / ustedofenderá
nosotros / nosotrasofenderemos
vosotros / vosotrasofenderéis
ellos / ellas / ustedesofenderán

可能法(過去未来)

主語活用
yoofendería
ofenderías
él / ella / ustedofendería
nosotros / nosotrasofenderíamos
vosotros / vosotrasofenderíais
ellos / ellas / ustedesofenderían

命令法

肯定命令

主語活用
tú(vos)tú: ofende
vos: ofendé
él / ella / ustedofenda
nosotros / nosotrasofendamos
vosotros / vosotrasofended
ellos / ellas / ustedesofendan

否定命令

主語活用
tú(vos)tú: no ofendas
vos: no ofendás
él / ella / ustedno ofenda
nosotros / nosotrasno ofendamos
vosotros / vosotrasno ofendáis
ellos / ellas / ustedesno ofendan

命令法には yo の形はありません。また、2人称では肯定命令と否定命令で形が変わります。

接続法

現在形

主語活用
yoofenda
tú(vos)tú: ofendas
vos: ofendás
él / ella / ustedofenda
nosotros / nosotrasofendamos
vosotros / vosotrasofendáis
ellos / ellas / ustedesofendan

過去形(ra形)

主語活用
yoofendiera
ofendieras
él / ella / ustedofendiera
nosotros / nosotrasofendiéramos
vosotros / vosotrasofendierais
ellos / ellas / ustedesofendieran
スポンサーリンク

ofender のコアイメージは「相手の感情や尊厳に傷をつける」

ofender のコアイメージは、相手の感情・尊厳・自尊心などに傷をつけることです。

ただし、このイメージだけで日本語訳を一つに固定することはできません。文脈によって、「侮辱する」「不快にさせる」「気分を害させる」「傷つける」のように訳し分けます。

チキータ
チキータ

ofender は「侮辱する」で覚えればいいですか?

ヨシオ
ヨシオ

それだけだと少し強すぎる場面があります。「相手の感情や尊厳を傷つける」という手がかりで考えると、文脈に合わせて訳しやすくなります。

たとえば、相手を直接ののしる場合は「侮辱する」が合います。一方で、何気ない言葉で相手が気分を害した場合は、「傷つける」「不快にさせる」の方が自然です。

スポンサーリンク

ofender の基本的な意味と使い方

人を傷つける・不快にさせる

ofender は、言葉・態度・行動などが相手を傷つけたり、不快にさせたりするときに使います。

基本形は ofender a alguien です。人を目的語にするときは、基本的に目的語の前に a を置きます。

No quiero ofenderte.
直訳:私は君を不快にさせたくない。
意訳:気を悪くさせたくありません。

Sus comentarios ofendieron a muchas personas.
直訳:彼の発言は多くの人を不快にさせた。
意訳:彼の発言で多くの人が気分を害しました。

Perdón si te ofendí.
直訳:もし私が君を不快にさせたなら、ごめんなさい。
意訳:気を悪くさせたならごめんなさい。

人を侮辱する・失礼なことをする

ofender は、相手の尊厳を傷つけるような強い意味で「侮辱する」と訳せる場合もあります。

ただし、日本語の「侮辱する」はかなり強い表現です。スペイン語の文を読むときは、状況に応じて「失礼なことをする」「気分を害させる」と訳した方が自然な場合もあります。

Él ofendió a María.
直訳:彼はマリアを不快にさせた。
意訳:彼はマリアを傷つけました(侮辱した)。

Su comportamiento me ofendió.
直訳:彼の振る舞いは私を不快にさせた。
意訳:彼の振る舞いに私は気分を害しました(侮辱した)。

チキータ
チキータ

「彼の振る舞いは私を侮辱した」と訳してもいいですか?

ヨシオ
ヨシオ

意味は大きく外れていませんが、日本語としては少し硬く響きます。この場合は「彼の振る舞いに私は気分を害した」「彼の態度で傷ついた」の方が自然です。

スポンサーリンク

ofenderse は「気を悪くする・傷ついたと感じる」

ofenderse は再帰動詞です。再帰動詞とは、ざっくり言えば se などを伴って、主語自身の状態や反応を表す形です。

ofender が「人を不快にさせる」なら、ofenderse は「自分が不快に感じる」「気を悪くする」「傷ついたと感じる」という意味になります。

No te ofendas, pero creo que eso no es correcto.
直訳:気を悪くしないで、しかし私はそれは正しくないと思います。
意訳:気を悪くしないでほしいのですが、それは違うと思います。

Ella se ofendió por mi comentario.
直訳:彼女は私のコメントによって気を悪くした。
意訳:彼女は私の発言に気分を害しました。

Se ofendió con mis palabras.
直訳:彼は私の言葉で気を悪くした。
意訳:彼は私の言葉に傷つきました。

ofenderse por / con の使い方

ofenderse は、原因を表す語と一緒に使われることがあります。初級〜中級の段階では、まず次の形を押さえておくと実用的です。

  • ofenderse por algo:何かのことで気を悪くする
  • ofenderse con alguien / con algo:誰か・何かに対して気を悪くする

por は「理由・原因」を示しやすく、con は「相手・きっかけになったもの」に意識が向きやすい形です。ほかに de を伴う例もありますが、まずは porcon を中心に覚えるとよいです。

チキータ
チキータ

ofenderse は「腹を立てる」と覚えてもいいですか?

ヨシオ
ヨシオ

場面によっては「腹を立てる」で合います。ただ、いつも強く怒っているとは限りません。「気を悪くする」「傷ついたと感じる」も一緒に覚えると、訳が強くなりすぎません。

スポンサーリンク

ofender la vista など、感覚や良識に使う場合

ofender は人だけでなく、視覚・嗅覚・良識・常識などに対して「不快にさせる」「反する」という意味で使われることがあります。

ただし、この使い方は初級〜中級者が最初に覚える中心用法ではありません。まずは ofender a alguienofenderse を優先し、この用法は補足として理解しておくとよいです。

Ese color tan fuerte ofende la vista.
直訳:そのとても強い色は視覚を不快にさせる。
意訳:その派手すぎる色は目にきついです。

スポンサーリンク

ofender と似た動詞・表現の違い

ofender は、insultarmolestarherirfaltar al respeto などと意味が近い部分があります。ただし、それぞれ焦点が少し違います。

  • ofender:相手の感情・尊厳を傷つける。不快にさせる。
  • insultar:直接的に侮辱する、罵る。ofender より攻撃性がはっきりしやすい。
  • molestar:迷惑をかける、不快にさせる、邪魔する。意味の範囲が広い。
  • herir:感情を傷つける。「傷」の印象が強い。
  • faltar al respeto:失礼な態度を取る、敬意を欠く。

大まかに言えば、insultar は直接的な侮辱、molestar は迷惑や不快感、herir は心の傷、faltar al respeto は無礼さに焦点があります。

一方、ofender は「相手が傷ついたり、不快に感じたりする」ことに焦点があります。そのため、直接悪口を言っていなくても、発言や態度が相手を不快にさせた場合に使われることがあります。

スポンサーリンク

まとめ

ofender は、「人を傷つける」「不快にさせる」「侮辱する」を表す動詞です。

  • ofender a alguien は「人を傷つける・不快にさせる・侮辱する」
  • ofenderse は「気を悪くする・傷ついたと感じる」
  • 「侮辱する」だけで覚えると、訳が強くなりすぎる場合がある
  • No te ofendas は「気を悪くしないで」という意味で使える
  • ofenderse por / con の形もあわせて覚えると実用的
  • insultarmolestarherir とは焦点が少し違う

まずは、ofender を「相手の感情や尊厳を傷つける」という手がかりで理解すると、文脈に合わせて自然に訳し分けやすくなります。

当ブログで扱っている動詞(アルファベット分類)

現在、470個のスペイン語動詞について意味と活用を解説しています。目的の単語を探しやすいよう、頭文字のアルファベットでタグ付けを行っています。

A B C D E F
G H I J K L
M N O P Q R
S T U V W X
Y Z

小樽在住。2008年にスペイン語ゼロで中南米の旅へ。グアテマラ・アンティグアの語学学校「アタバル」で2008〜2017年の間に何度も訪れ、計14ヶ月スペイン語を学習しました。当ブログは自身の忘備録として2016年に開設。その後10年近く放置していましたが、2025年よりAIを相棒に過去の記録をより正確な知識へと全面リライト中。現地で四苦八苦している独学者のヒントになれば嬉しいです。▶詳しいプロフィールはこちら

ヨシオをフォローする
おすすめのスペイン語の文法書

入門書では足りないと感じる文法上のポイントなどを「NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」では説明してくれています。私が持っているスペイン語の本の中では一番使っています。

本「これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで」の表紙

動詞の活用と意味
シェアする
ヨシオをフォローする
タイトルとURLをコピーしました