スペイン語で「ごめんなさい、すみません、失礼します」謝罪などの表現

会話で使えるスペイン語

スペイン語で「ごめんなさい、すみません、失礼します」謝罪などの表現

スペイン語で「ごめんなさい、すみません」と謝る表現や誰かの間をすり抜けるときなどに言う「ちょっと失礼」みたいな表現を書いていきます。

スペイン語で「ごめんなさい、すみません」と謝る表現はいろいろあるのですが、使う謝罪の言葉によって「ごめんなさい」の度合があるみたいです。

でも、国や地域によってその言葉が持つ「ごめんなさい」の度合が違うこともあったり。

例えば、「ごめんなさい」の意味になる perdón(ぺルドン)について、スペイン語を説明している日本のサイトやブログを見ると「カジュアルな表現」と説明しているところもあれば「しっかり謝るときの表現」と説明しているところもあったりします。

本記事では、私がグアテマラでスペイン語を勉強していた時やラテンアメリカを旅行していた時に使い分けていた「ごめんなさい、すみません、失礼します」の言葉とその状況をあわせて紹介しているので参考にしてください。

状況に合わせたスペイン語の「ごめんなさい、すみません、ちょっと失礼します」の表現例

道歩く人に道を尋ねるときや店員などに何か尋ねるときの「すみません」

チャスカ

Disculpe.

人ごみや前を歩く人たちの間を通って進むときの「失礼します(すみません)」

チャスカ

Con permiso.

そのほかに、人と集まっているときに先にその場から去るときなど「おいとまさせていただきます」って感じで使われたり、会話をしているときに携帯電話が鳴って電話に出るときに「ちょっとごめん」みたいにも使われます。

ほかに、オフィスなどに入るときの「失礼します」といった感じでも使われます。

チャスカ
私は友達の家にあがるときに「ごめんください・おじゃまします」の感覚で permiso(ペルミソ)と言ってたよ

人とぶつかったときの「ごめんなさい」や話を聞き取れなく聞き返すときに使う

チャスカ

Perdón.

スペイン語で「ごめんなさい」と最初に覚えるのがこの「Perdón」じゃないかと思います。

それだけに使われる状況も多いです。

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何かミス(コップを割ったり、待ち合わせ時間に遅れたなど)したときの「ごめんなさい」
道を尋ねるときの「すみません」
バスや飛行機でトイレに立つときに通路側の席の人にいう「ちょっと失礼」

などなど

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なので、私は「Perdón」は謝罪の度合としては軽めな印象を持っています。

日本語の「ごめんなさい」と同じ意味合いはこれ

チャスカ

Perdóname. (tú相手に)
Perdóneme. (usted相手に)

Perdóname, Perdóneme は話し相手が tu か usted で少し変わります。

この言い方は perdonar「許す」という動詞の命令形なので、主語は「私」ではなく「君」または「あなた」になるからです。

日本語の「ごめんなさい」と同様、自分の罪を認めて相手に許しをこう謝罪の言葉です。

参考perdonar「許す、免除する」の活用と意味

チャスカ

Discúlpame. (tú相手に)
Discúlpeme. (usted相手に)

Discúlpame, Discúlpeme も話し相手が tu か usted で少し変わります。

こちらは disculpar「許す」という動詞の命令形。

Perdóname, Perdóneme とほとんど同じです。

もしかしたら、国によってどちらがよく使われているか変わっているかもしれません。

チャスカ
私の印象では、Discúlpame, Discúlpeme の方がていねいな言い方かな?

「本当にごめんなさい」

チャスカ

Mil disculpas.

Mil disculpas の直訳は「1,000の謝罪」。なので、謝罪のレベルも高いと思います。

でも、友達との待ち合わせに遅れた時などにも言いいます。

普段の日本の生活の中で友達に「マジでごめん」っていったりするので、その感覚で使えばいいのかなと考えています。

「ごめんなさい」だけどちょっと違う気がする Lo siento

チャスカ

Lo siento.

Lo siento も「ごめんなさい」と訳せる言葉ですが、「自分の罪を認めて許してもらう」という意味合いよりは「残念な気持ち」を表しているように感じます。

例えば、「今週末遊ばない?」と聞かれた時に「ごめん、土曜仕事で遊べない」と答える場合に

Lo siento, pero tengo que trabajar el sábado.
ロ シエント ペロ テンゴ ケ トラバハル エル サバド
ごめん(残念だけど)、土曜日は働かなくちゃいけない(仕事がある)

と言ったりするので、話し手が自分に非がないと感じてる事柄でも悪い結果になることに対しての残念な気持ちを表現していると思います。

同棲している恋人と別れるときに

Lo siento mucho pero me voy de la casa hoy.
ロ シエント ムチョ ペロ メ ボイ デ ラ カサ オイ
本当にごめんね。(とても残念だけど)今日この家を出て行くよ

別れた原因がどうあれ、この文では「家を出ていく結果(別れること)になってしまったことがとても残念だよ」と言っているだけで

もしかしたら、「関係の修復ができずに残念」ってことも含まれるかもしれないけど、まぁ向こうの人はそれはそれで口に出して言うと思います。

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2011年、筆者はグアテマラに居ました。

そこで出会ったグアテマラ人たちは私が日本人だと知ると「lo siento mucho」とよく言ってくれました。

その年に起きた東日本大震災に対しての哀悼の意やそういった感情などが含んだ「lo siento」でした。

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明らかに「ごめんなさい」といった状況でも「lo siento」と言っていることがあるので、私にとって lo siento はちょっと不思議な「ごめんなさい」なんです。

ほかにもまだある「ごめんなさい」の表現

チャスカ

Te pido perdón

直訳は「君に許しを求める」。惚れたはれたの曲なんかでよく聞いたりします。

チャスカ

Que pena.

このフレーズは「残念だ」みたいな訳が一般的ですが、コロンビアあたりでは「ごめんなさい」といった意味で使われています。

個人的には lo siento の「ごめんなさい(残念だ)」と同じかなぁと思っています。

何について「ごめんなさい」なのか伝えるときには前置詞 por を使う

謝るときに「何のことに対して謝っている」のか明確にしたい場合は、前置詞 por を使って謝罪の原因・要因を述べます。

カラベラ

Perdón por llegar tarde.

カラベラ

Lo siento por lo que pasó.

カラベラ

Discúlpame por haberte molestado.

 

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