どちらかというとラテンアメリカのスペイン語です。日本語訳は直訳寄りです。文法や単語の意味を理解するため、自然な日本語とは異なる場合があります。初級者による記録のため誤解があるかもしれません。ご理解くださいませ。
接続詞 cuando を使って「~する時に〇〇する」などの文を作るときの注意点を書いています。
「~する時」となる部分が未来のことを言う場合は接続法になります。
また、文章の内容によっては「~すれば〇〇する」といった条件を表すこともできます。
cuando と cuándo って違うの!?
cuando と cuándo, a にアクセント記号が付いているか付いていないかで意味が変わります。
- cuando は接続詞で「~する時」などの意味
- cuándo は疑問詞で「いつ」といった意味
Cuando él llegó al parque, estaba lloviendo.
彼が公園に着いたときに雨が降っていた
cuando には2つの文(動作)をつなげる役目があります。
¿Cuándo llegó él al parque?
彼はいつ公園に着きましたか?
cuando を使って「~する時に〇〇する」の注意点
cuando を使って「~する時に〇〇する」という場合の基本的な形は、cuando ~~, 〇〇
「~~」の文と「〇〇」の文の時制は基本的に合わせます(一緒)。
Cuando mi abuelo lee un libro, se pone lentes.
私の祖父は本を読むときにメガネをかける
このように現在形の文では習慣としていることを言う場合などによく使われます。
Cuando mi abuelo leía un libro, se ponía lentes.
私の祖父は本を読むときにメガネをかけていた
過去の習慣は線過去で表すので両方の文で線過去を使います。
この文章では、おじいちゃんは現在メガネをかけなくなったか、すでに亡くなっているか、といったことが考えられます。
Cuando llegué a casa, sonó mi celular.
私が家に着いた(帰った)ときに私の携帯が鳴った
Cuando llegué a casa, sonaba mi celular.
私が家に着いた(帰った)とき、私の携帯は鳴っていた
Cuando llegaba a casa, sonó mi celular.
私が家に帰っているときに私の携帯が鳴った
以上のように意味は変わりますが点過去・線過去を混在させることができます。
未来のことは接続法
「~する時」となる部分が未来のことなら接続法を使います。
未来のことだけど直説法未来形を使うのは間違いです。
cuando + 接続法(未来のこと), 直説法未来形や命令法など
「~する時」となる部分が未来のことだと接続法、「〇〇する」の部分は直説法未来形や命令法など
未来の話で「~する時に」というとき「~したら、~だったら」といった条件が含まれていることが結構あると思うんです。
つまり不確定な要素があるということで接続法になるんだと思います。
一方、「〇〇する」は条件が満たされたときの行動・動作なので直説法を使ってもOKなんだと思います。
Cuando vaya a México, comeré tacos.
メキシコに行ったら、タコスを食べるつもりだ
メキシコ行きの航空券をすでに持っていてメキシコへ行くことがほぼ確実であっても cuando vaya といいます。
Cuando llegues a tiempo, te voy a invitar un café.
時間通りに来た時にはコーヒーをおごってあげる
命令法の場合は「〇〇しなさい」を先に置く
「~するときに〇〇しなさい」といった命令にも使えます。
こととき「〇〇しなさい」の命令文を先に置きます。
Hazlo cuando puedas.
(君が)できる時にそれをやれ
Hazlo cuando quieras.
(君が)やりたい時にそれをやれ
Cuídala cuando salgas por la noche con mi hermana.
妹と夜出かける時には彼女のことちゃんと見てて(気を配れ、守れなどなど)
「~するとき〇〇しますか?」といった疑問文にも使えます。
このとき「〇〇しますか?」の文が前に来ることの方が多いです。
¿Me ayudarías cuando tenga un problema?
私が問題を抱えた時に助けてくれるかな?
ayudarías と可能法(過去未来)で言っているので、丁寧または遠慮気味に言っている感じ。
¿Qué dirá María cuando le pida matrimonio?
マリアにプロポーズをしたら彼女は何て言うかな?