スペイン語の文法 動詞や分詞 完了形

スペイン語のTener + 過去分詞

2018年2月20日

スペイン語のTener + 過去分詞

動詞 tener と過去分詞の組み合わせの形をちょいちょい聞いたり見かけたりします。

その時は前後の文だったりで感覚として「~してある」などと理解していたのですが、きちんと調べたりしていなかったので調べてみました。

辞書ではあまり説明されていない tener + 過去分詞

まずは辞書で調べると(筆者が持っている辞書はCASIO Ex-word 電子辞書 XD-A7500 スペイン語モデルとポケットプログレッシブ 西和・和西辞典)

  • Tener + 過去分詞(直接目的語と性数一致)、完了・状態・結果・反復:~してある
  • Tener + 他動詞の過去分詞、動作の結果を表して:~してある

双方ともに「~してある」という意味になっています。

チャスカ
これって完了形じゃない?

そしたら、なぜ haber + 過去分詞を使わないのだろうか?ってな疑問をずーっと持っててほったらかしにしていました。

筆者の経験上「tener + 過去分詞」の組み合わせを聞く割にはこのことを説明している web ページが少ない気がしていて(日本語でという意味です)。。。

例えば、 tengo preparado

「準備OK」とかなどの意味になるけど、なぜに estoy listo とか he preparado って言わないんだろう?ってなことです。

日本語でも言い回しの違いとかあるので、これに限らずスペイン語にはそういったものが多くあるんだろうなぁと感じていましたが、そういったものを文法用語では perífrasis というそうです。

Perífrasis(ペリフラシス)

迂言形式、迂言法。

動詞と動詞(不定詞・現在分詞・過去分詞)の組み合わせで表現すること。

進行形(estar + 現在分詞)・完了形(haber + 過去分詞)や ir + a + 不定詞や poder + 不定詞なんかもこの「Perífrasis」になるみたいです。

ほかの意味で Perífrasis は「回りくどい表現」として名詞などでも取り扱われるみたいです。

el país del sol naciente=日いずる国=日本(Jaón)みたいな。

tener + 過去分詞の使い方

Perífrasisという観点から「tener + 過去分詞」が存在することはわかったけど、さて、ここからが本題で「tener + 過去分詞」の使い方ですが、調べてみると

前提として、過去分詞は目的語の性数と一致させること(話者の性は関係ない)

Tengo reservada una habitación.
部屋ひとつを予約してあります。

Tengo reservadas las habitaciones.
(それらの)部屋を予約してあります。

Tengo reservado un asiento.
席ひとつを予約してあります。

Tengo reservados los asientos.
(それらの)席を予約してあります。

さらに調べるとこんなPDFに出会いました。

京都産業大学の下田准教授による論文「スペイン語の構文<tener + 過去分詞>の再検討」

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180220194255.pdf?id=ART0010309999

とても興味深く、スペイン語専攻の大学生とかはこんなことを勉強できるのか、と高卒のおっさんは羨ましく思ったりしてます。

この論文にも「haber + 過去分詞」の完了形との違いが書かれていた。

He escrito veinte folios.
私はレポートを20枚書きました。

Tengo escritos veinte folios.
私はレポートを20枚書いてあります。

He escrito と Tengo escrito の違いは「継続性」らしい。

He escritoは「はい!20枚書いたので終わり!」、一方 Tengo escritoは「(現時点で)20枚書き終えているよ」ってことになるのかなと思います。

No había acabado la carrera.
私は大学を卒業していなかった。

No tenía acabada la carrera.
私は大学を卒業していないままだった。

tener+過去分詞の方が「大学を卒業していない状態」が続いていたというニュアンスがあるらしい。

Te lo he dicho mil veces.
何度も君にそれを言った。

¡Te lo tengo dicho!
君にはそれを言ってあるでしょ!

感嘆符が入っている以上に「話者の特別な関与」が感じれるらしい。

この場合は「継続」というよりは「繰り返してきた動作」になるかな?

まとめ

tener + 過去分詞は「~してある」といった意味になり完了の動作を表しています。

しかし、haber + 過去分詞の完了形に比べると「継続性」があるそうです。

ホテルを予約していてチェックインするときに

Tengo reservada una habitación ...

なんて言うと思いますが、たぶん he reservado とは言わない気がします。

ここら辺の違いかなと思います。

he reservado は完了した動作「予約した」を言っているとに対し tengo reservada は完了した動作・事を継続している(持っている)となり「予約してある(予約したことが継続されている)」となるんだと思います。

逆に「週末の旅行先の宿を予約した?」などの返答には he reservado のほうがあってるのかなと思います。

 

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  • この記事を書いた人

ヨシ

旅行して好きなった国々の言語がスペイン語だったのでスペイン語を勉強しています。ラテンアメリカばかりを旅行していたので私のスペイン語はラテンアメリカのスペイン語になります。現在は北海道の片田舎に住んでます。

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