会話で使えるスペイン語

スペイン語で「忘れちゃった、落ちちゃった」は再帰動詞を使います

スペイン語で「忘れちゃった、落ちちゃった」は再帰動詞を使います

スペイン語で「忘れちゃった、落ちちゃった」など自分の意志とは関係なく「~してしまった」というニュアンスを伝える方法を書いています。

スペイン語で「~してしまった」は再帰動詞を使って表現することが多いのですが使い方にややこしいことがあります。

本記事では例文などを使って再帰動詞を使った自分の意志とは関係なくしてしまった事柄の言い方を説明しています。

スペイン語で「~してしまった」の表現は再帰動詞

スペイン語で「~してしまった」と表現するときに再帰動詞を使うのですが2つの表現方法があります。

  • 動作主が主語の場合
  • 動作主が主語ではない場合

「私はカメラを忘れちゃった」というときの主語が「私」の場合と「私」ではない場合があり、おそらく、よく使われているのが主語が「私」ではない方です。

主語がモノや事柄のスペイン語の「~してしまった」

「私はカメラを忘れちゃった」とスペイン語で言うときの主語が「私」ではなく「カメラ」になる表現です。

日本語で考えるととても奇妙にみえますが、ネイティブはこの表現をよく使っている印象です。

Se me olvidó la cámara.
セ メ オルビド ラ カマラ
カメラを忘れちゃった

もしかしたら、スペインでは現在完了形を使った言い方の方が一般的かもしれません。

Se me ha olvidado la cámara.
セ メ ア オルビダド ラ カラマ
カメラを忘れてしまった

主語となる部分を不定詞にすることもできます。

Se me ha olvidado traer la cámara.
セ メ ア オルビダド トラエール ラ カマラ
カメラを持ってくるのを忘れてしまった

このように日本語での主語の「私は」はスペイン語では間接目的格人称代名詞(me)になります。

再帰代名詞 se + 間接目的格人称代名詞(me, te, le, nos, os, les)+ 動詞 + 主語(モノ・事柄)

語順はこんな感じです。

スペイン語での主語はモノや事柄なので動詞の活用は3人称単数または複数になり再帰代名詞も3人称の se になります。

日本語上での主語になる「人」は間接目的格人称代名詞(me, te, le, nos, os, les)で表し再帰代名詞と動詞の間に置きます

間接目的格人称代名詞が3人称(le, les)の場合、誰なのかはっきりしていないときは a + 人 の間接目的語で示すことがあります。

直訳は「カメラは私に忘れられた」などで「私」が主語でないことで「故意に忘れたわけではない」ということを表しているのかなと思います。

実際、この表現には自分の意志とは関係のない、非や責任を持ちたくないなどのニュアンスが含まれます。

Se me cayó la cámara al agua.
セ メ カジョ ラ カマラ アル アグア
私はカメラを水に落としてしまった

Se te cayó la cámara.
セ テ カジョ ラ カマラ
君はカメラを落としてしまった

ある人が何かものを落としたとき「何か落ちましたよ」と言う時もこの表現を使います。

Se le ha caído algo.
セ レ ア カイド アルゴ
何か落としましたよ

この時の le は a usted(あなた)になります。

Se le ha caído algo a usted.
セ レ ア カイド アルゴ ア ウステッ
何か落としましたよ

「お金(硬貨数枚)を落としましたよ」という場合、硬貨数枚は複数形なので caer は3人称複数の活用になります。

Se le cayeron unas monedas.
セ レ カジェロン ウナス モネダス
Se le han caído unas monedas.
セ レ アン カイド ウナス モネダス
数枚の硬貨(お金)が落ちましたよ

チャスカ
こういった場面では Oiga, Señor, Señora, Señorita など呼びかけてから言うといいと思います

Se me rompió la cámara.
セ メ ロンピオ ラ カマラ
私はカメラを壊してしまった

もし故意に壊した、または壊したことに責任を感じているときには再帰動詞を使わないで言います。

He roto la cámara.
エ ロト ラ カマラ
私はカメラを壊した

主語が人のスペイン語の「~してしまった」

日本語から考えるとこちらの表現の方がわかりやすいと思います。

Me olvidé de la cámara.
メ オルビデ デ ラ カマラ
Me he olvidado de la cámara.
メ エ オルビダド デ ラ カラマ
私はカメラを忘れてしまった

動詞 olvidar の場合は Se me olvidó la cámara. との意味やニュアンスの差はあまりないようです。

ですが「落としてしまった」「壊してしまった」という場合、人が主語の再帰動詞では表現できさそうです。

me caí.
メ カイ
私は転んだ

me rompí.
メ ロンピ
私は骨折した

強調などの「~してしまった」

人が主語の再帰動詞での「~してしまった」は強調などのニュアンスが入ることの方が多いです。

例えば「飲み干す、たいらげる」など

¿Ya te comiste tanto?
ジャ テ コミステ タント?
もう、そんなに食べてしまったの?

Se lo bebieron rápido.
セ ロ ベビエロン ラピド
彼らはそれをすばやく飲み干した

¿Te vas?
テ バス?
君は行ってしまうのか?

Me duermo.
メ ドゥエルモ
眠りに入ってしまう

スペイン語の再帰動詞はほかの役割・使い方があります、再帰動詞の主な使い方についてはこちらを参考にしてください。

参考スペイン語の再帰動詞の6つの使い方・用途

スペイン語で「忘れちゃった」の表現の例文

チャスカ

¡Qué hermoso jardín!

カラベラ

¡Ay! Se me olvidó la cámara.

チャスカ

No hay ningún problema. Te presto la mía.

例文のスペイン語の意味や表現

¡Qué!なんて~だ!
hermoso美しい
jardín
se olvidó忘れてしまう
不定詞olvidarse 3人称単数・点過去
cámaraカメラ
hayある
ningún一つも~(ない)
否定文の時に用いられる
problema問題
presto貸す
不定詞prestar 1人称単数・現在形
mía私の

 


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  • この記事を書いた人

ヨシ

旅行して好きなった国々の言語がスペイン語だったのでスペイン語を勉強しています。ラテンアメリカばかりを旅行していたので私のスペイン語はラテンアメリカのスペイン語になります。現在は北海道の片田舎に住んでます。

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