スペイン語の曜日・月の単語一覧!略語や大文字ルール、「来週・先月」等の表現も網羅

スペイン語の曜日・月の単語一覧 会話で使えるスペイン語
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どちらかというとラテンアメリカのスペイン語です。初級者による記録のため誤解があるかもしれません。ご理解くださいませ。

スペイン語学習において、曜日や月といった「時」を表す単語は、会話でもメールでも頻繁に使用する最重要語彙です。

一見シンプルに見えますが、実は「原則として小文字で書く」「曜日によって複数形の作り方が違う」など、日本語や英語とは異なるルールが存在します。

この記事では、基本の単語一覧に加え、ラテンアメリカ(中南米)で生活する際やチャットで役立つ略語、そして「上旬・下旬」「一昨日・明後日」といった実用的な表現を体系的に解説します。

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スペイン語の「曜日」一覧とルール

スペイン語の曜日はすべて男性名詞です。
また、文頭に来る場合を除き、原則として小文字で書き始めます(英語のように常に大文字にはしません)。

曜日の単語・略語リスト

手帳やカレンダーでよく使われる「略語」もあわせて覚えておくと便利です。

日本語スペイン語略語
月曜日lunesLun
火曜日martesMar
水曜日miércolesMié
木曜日juevesJue
金曜日viernesVie
土曜日sábadoSáb
日曜日domingoDom

「今日は何曜日ですか?」と尋ねるフレーズは以下の通りです。

¿Qué día es hoy?
直訳:今日は何の日ですか?
意訳:今日は何曜日ですか?

【重要】曜日の冠詞と複数形(毎週〜と言いたい時)

特定の曜日を指す場合、定冠詞 el をつけます。

El próximo viernes tengo un examen.
直訳:次の金曜日に、私は試験を持っています。
意訳:今度の金曜日に試験があります。

一方で、「毎週月曜日に」「日曜日はいつも」のように習慣的な動作を表す場合は、定冠詞を複数形の los にします。
ここで注意が必要なのが、単語自体の複数形変化です。

  • 月〜金(sで終わる単語): 語尾は変化せず、単複同形です。
    例:el lunes → los lunes
  • 土・日(oで終わる単語): 語尾に s を付けます。
    例:el sábado → los sábados

Voy al gimnasio los lunes.
直訳:私は(毎週)月曜日たちにジムへ行きます。
意訳:毎週月曜日にジムへ行きます。

La mayoría de las tiendas están cerradas los domingos.
直訳:店舗の大部分は(毎週)日曜日たちに閉まっています。
意訳:多くのお店は日曜定休です。

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スペイン語の「月(暦)」一覧とルール

月(mes)の名前もすべて男性名詞ですが、曜日と同様に通常は小文字で表記します。

月の単語・略語リスト

日本語スペイン語略語
1月eneroEne.
2月febreroFeb.
3月marzoMar.
4月abrilAbr.
5月mayoMay.
6月junioJun.
7月julioJul.
8月agostoAgo.
9月septiembreSep. / Set.
10月octubreOct.
11月noviembreNov.
12月diciembreDic.

月を使った日付の書き方と前置詞

「〜月に」と言う場合は、前置詞 en を使用します。この際、定冠詞(el)は通常付けません。

Nací en diciembre.
直訳:私は12月に生まれました。
意訳:私は12月生まれです。

日付を含めて言う場合は、ラテンアメリカやスペインでは「日 / 月 / 年」の順序で表記します。
日にちの前には定冠詞 el が必要です。

Llegué a Guatemala el 5 de agosto.
直訳:私は8月の5日にグアテマラに到着しました。
意訳:8月5日にグアテマラに着きました。

「今日・明日・明後日」など時を表す表現

日常会話では、具体的な日付よりも「明後日」「先週」といった表現の方が頻繁に使われます。
特にラテンアメリカ特有の単語もあるため、確認しておきましょう。

1日単位の表現(一昨日〜明後日)

一昨日antier / anteayer
昨日ayer
今日hoy
明日mañana
明後日pasado mañana

「一昨日」は辞書では anteayer と書かれていることが多いですが、メキシコ、コロンビア、グアテマラなどの中南米諸国では、より短い antier が口語で非常に広く使われています。

Antier fui al mercado.
直訳:一昨日、市場へ行きました。
意訳:一昨日は市場へ行きました。

週・月・年単位の表現(先週・来月・今年など)

「週(semana)」「月(mes)」「年(año)」と、以下の形容詞を組み合わせることで表現できます。

  • pasado(a):過ぎ去った(先〜、去〜)
  • este / esta:この(今〜)
  • próximo(a):次の(来〜)
単位先〜(過去)今〜(現在)来〜(未来)

(la semana)
la semana pasadaesta semanala próxima semana
la semana que viene

(el mes)
el mes pasadoeste mesel próximo mes
el mes que viene

(el año)
el año pasadoeste añoel próximo año
el año que viene

※「来〜」を表す際、el próximo… のほかに …que viene(来る〜)という表現も会話では頻出です。

¡Hasta la semana que viene!
直訳:来る週まで!
意訳:また来週!

「上旬・中旬・下旬」など時期を特定する表現

ビジネスや旅行の計画で「3月の上旬」のように時期を区切りたい場合は、以下の表現を使います。
これらはラテンアメリカ全域で通じる標準的な表現です。

  • a principios de…:〜の上旬、初め
  • a mediados de…:〜の中旬、半ば
  • a finales de…:〜の下旬、終わり

Estamos a finales de marzo.
直訳:私たちは3月の終わりにいます。
意訳:もう3月下旬ですね。

Tengo que terminar este trabajo a principios de abril.
直訳:4月の初めにこの仕事を終えなければなりません。
意訳:4月上旬までにこの仕事を終わらせないといけません。

まとめ

スペイン語の日付や曜日の表現は、一度ルールを覚えてしまえば難しくありません。

  • 曜日と月は小文字で書くのが基本。
  • 「毎週〜曜日に」という習慣は、定冠詞を複数形(los)にする。
  • 日付は「日 / 月 / 年」の順で書く。

これらの基本を押さえつつ、antier(一昨日)のようなラテンアメリカならではの表現も使ってみてください。

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