和歌山県の民話「だんまりくらべ」をスペイン語に訳してみた。

和歌山県の民話の「だんまりくらべ」というお話を訳してみました。福娘童話集で紹介されている「だんまりくらべ」のあらすじを参考に書きました。

この訳は2011年にグアテマラのアンティグアでスペイン語を勉強していた時に書いたものです。一応習っていた先生に見せて直してもらったりしたものです。

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DANMARI-KURABE「だんまりくらべ」

Hace mucho tiempo.Vivían un abuelo y una abuela.
昔々、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

Un día su vecino les llevó unas tortas de arroz (Se llama Mochi) y les dijo “Vengo a darselas porque ayer machaqué mucho arroz para hacer torta e hice muchos.”
ある日、近所の人がお餅を持ってきて言いました。「昨日たくさん餅をついたので、おすそわけじゃ」

Ellos estuvieron muy contentos porque les gustaba muchísimo. Y recibieron siete tortas de arroz.
おじいさんとおばあさんは餅が大好きなので大変喜びました。ご近所さんからもらったお餅は7つ。

Abuelo:”¡Qué rica, riquísima!”
おじいさん「うまい、うまいよ~これ!」

Abuela:”Sí, es verdadermente rica.”
おばあさん「そうですね~、本当においしいです。」

Se comieron una cada uno.Por eso les restó cinco tortas de arroz.
2人は1つづつ食べ、残りの餅は5つになりました。

Abuelo:”Todavía hay tortas,vamos a comer una más.”
おじいさん「まだまだあるね、もう1つづつ食べようか。」

Abuela:”Sí, abuelito.Si las dejamos para mañana,se endurecerán.”
おばあさん「そうですね、おじいさん。明日までおいても固くなりますからね。」

Se comieron una cada uno otra vez. Por eso les restó tres tortas.
2人はもう1つづつ食べてしまい、残りは3つになりました。

Abuelo:”Ah, podríamos comer una más.Abuelita, ¿Qué te parece si comemos cada uno una más otra vez?”
おじいさん「あぁ、もう一つづつ食べれるなぁ。おばあさん、もう1つづつ食べるってのはどうじゃ?」

Abuela:”Sí, sí. Vamos a comer otra vez.”
おばあさん「はい、はい。もう1つ食べましょう。」

Otra vez ellos las se comieron. Al final una torta de arroz les restó.
再び2人は1つづつお餅を食べ、とうとう残りのお餅は1つとなりました。

El abuelo le dijo viéndola,:”No hay remedio que solamente una restó. y ¿Qué te parece si el que gane el juego que está prohibido decir podrá comersela?”
おじいさんはお餅を見ながらおばあさんにこう言いました。「残り1つあっても仕方がない。ここはだんまりくらべで勝負じゃ、勝った方がお餅を喰うってのはどうじゃ?」

Ella le repondió:”Es buena idea, ¡Vamos!”
おばあさんが「それはいい考えですね、それではやりましょう。」と答えました。

El juego consiste en estar en silencio porque el primero que diga algo, perderá. Así que ellos no pueden charlar.
この勝負は先に何か喋った人が負けるというものです。それなので2人はおしゃべりすることができません。

Como estaban aburridos, se durmieron temprano.
2人は退屈になので早く寝てしまいました。

A la medianoche un ladrón penetró en su casa.
その夜中のこと、泥棒が家に入ってきました。

Ellos se dieron cuenta pero no quisieron decir nada porque estaban haciendo ese juego.
おじいさんもおばあさんも泥棒に気づいたのですがだんまりくらべをしているので何もしゃべりたくありませんでした。

Ellos fingían dormir mientras espiaban lo que el ladrón estaba haciendo.
2人は泥棒が物を盗んでいるのを寝ているふりをしながらずーっとみていました。

Pronto él encontró la torta de arroz que estaba emcima del plato.
やがて泥棒が皿の上に置いてあるお餅を見つけてしまいました。

“¡Qué buena pinta tiene.! También voy a robarla.”
「うまそうな餅だなぁ、これもいただいちゃえ」

Cuando él estaba a punto de comerla, la abuela le gritó finalmente.: “¡No!¡No la comas.!”
泥棒がお餅を食べようとしたとき、とうとうおばあさんが「ダメ!食べちゃダメ!」と叫んでしまいました。

“Huyyyy” El ladrón se sorprendió mucho y huyó rapidamente y dejó todo lo que iba a robar.
「ひぇぇ~」泥棒はとてもビックリして、盗んだものすべて放り出してあっという間に逃げてしまいました。

Luego el abuelo dijo con un gesto alegre.: “Jajaja,abuelita dijiste. ¡Dijiste.! ¡Yo ya gané.! Esta torta de arroz es mía. Voy a comerla.” mgmgmg…
するとおじいさんはうれしそうに言いました。「はっはっは、おばあさんがしゃべった、しゃべった!わしの勝ちじゃ!この餅はわしのものじゃ~。食べるのじゃ~」もぐもぐもぐ。。。

La abuela dijo con cara de rencor.: “Ay, si no hubiera gritado en aquel momento, el ladrón se la habría comido.”
おばあさんがうらめしそうに「あぁあ、あの時私が叫ばなければ、その餅は泥棒が食べてしまっていたのに…」と言いました。


一番難しかったのは「だんまりくらべ」という言葉をどう表現するかで、たぶん訳す人によってはいろいろと変わるのかなぁっておもいます。あとそこの部分は現在形で書いたのですが勝った人が食べるという仮定(誰が食べるかまだわからない)の話なので接続法の動詞の変化に直されました。

これを読み終わった後に先生が「半分こにすればいい話じゃね?」って、それ通りなんだよ。


その他にも日本の昔話や小話を訳しています。興味ある方は見てみてください。

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