どちらかというとラテンアメリカのスペイン語です。日本語訳は直訳寄りです。文法や単語の意味を理解するため、自然な日本語とは異なる場合があります。初級者による記録のため誤解があるかもしれません。ご理解くださいませ。
本記事で紹介している、スペイン語の前置詞 a と不定詞(動詞の原形)の組み合わせの意味はこちらの3つになります。
- 間投詞とともに「~しよう、~しなさい」といった命令の表現
- al + 不定詞で「~するとき、したとき」
- 名詞とともに「~すべき」
ほかにも para と同じような意味だったり、条件「~なら」といった意味になることもあります。
A + 不定詞「~しよう、~しなさい」
A + 不定詞は「~しよう、~しなさい」といった命令の表現になります。
この表現を知っていると命令法の活用を覚えていなくても、命令表現ができるようになります。
¡A comer!
さぁ、食べましょう!
¡A callar!
黙ってて!
¡A trabajar!
さっ、仕事しますかっ!
¡A no tocar!
触れないでください!
¡A no gritar!
わめくな!
などなど、肯定文・否定文ともに使えます。
バスケットボールの漫画「スラムダンク」に登場する仙道のセリフで「さぁ、いこーか」ってのがあります。
実際スペイン語訳がどうなのか知りませんが、¡A trabajar! や ¡A jugar! なんて訳もアリだと思います。
al + 不定詞で「~するとき、~したとき」
al は前置詞 a と定冠詞 el が組み合わさった形です。
al + 不定詞で「~するとき、~したとき」といった意味になります。
Al subir al autobús, hay que pagar el pasaje.
バスに乗った時に運賃を払わなければならない
このように「~するときに~だ」といった文章を作れます。そして、過去形の文でも使えます。
Al salir de casa, empezó a llover.
家を出ると雨が降り始めた
El perro ladró mucho al verme.
その犬は私を見るとめっちゃ吠えた
名詞 + a + 不定詞「~すべき〇〇」
a + 不定詞の前に名詞がくると「~すべき〇〇」と義務の意味合いがでてきます。
Éste es el problema a resolver.
これは解決すべき問題です
¿Cuál es el tema a tratar hoy?
本日議論すべきテーマは何(どれ)でしょうか?