スペイン語のsaber aで「味がする」という意味になる

会話で使えるスペイン語

どちらかというとラテンアメリカのスペイン語です。日本語訳は直訳寄りです。文法や単語の意味を理解するため、自然な日本語とは異なる場合があります。初級者による記録のため誤解があるかもしれません。ご理解くださいませ。

スペイン語の saber は「知る」という意味の動詞なのですがほかに「~の味がする」といった意味もあります。

saber の意味を覚える時に「知る」という意味だけを覚えて「~の味がする」などを見落とすこともあると思います。

私は見落としていました。

でも、実際「~の味がする」といった意味でネイティブの人たちは saber を使っています。

saber a「~の味がする」

saber を使って「~の味がする」と表すときには前置詞 a が付きます。

Este helado sabe a limón.
このアイスクリームはレモンの味がする

Este caramelo sabe a café.
この飴はコーヒー味がする

¿A qué sabe?
どんな味?

ペルーのショッピングモールに行ったときに改装中のテナントを囲んであった壁にこんなことが書かれていました。

¿A qué sabe la felicidad?
幸せってどんな味?

いい感じのキャッチコピーだと思いました。

形容詞が続く場合、前置詞 a はいらない

辞書には saber a で「味がする」と前置詞 a が付くと書かれているのですが、実際には前置詞 a を付けずに味について表現をしています。

Este vino no sabe a nada.
このワインは何の味もしない

Este vino no sabe nada.
このワインは何の味もしない

Sabe dulce.
甘い

Sabe mal.
まずい

形容詞が続く場合は前置詞 a はいらないみたいです。

Sabe muy salado.
すごくしょっぱい

saber のあとに続くのが形容詞の場合は前置詞 a は必要なさそうで、また saber は estar に置換えることも可能。

Esta pastel sabe rico.
このケーキはおいしい

Esta pastel está rico.
このケーキはおいしい

動詞 saber の活用や基本的な意味はこちらを参考にしてください。

動詞 saber「(知識や情報として)知っている」の活用と意味【例文あり】

タイトルとURLをコピーしました