スペイン語の関係詞 que, 前置詞 + el (la) que の基本的な使い方

2018年7月12日

関係詞の que の基本的な使い方を書いていきたいのですが、そもそも「関係詞って何?」って思う人もいると思います、筆者はどちらかというとそうです。

Ella tiene una perrita que se llama Misky.
彼女はミスキィという名前のメスの犬を飼っています。

上記の文の「que」が関係詞になります。「前の文章(主節)のとある語(ここでは perrita)とそれを装飾する文章(se llama Misky)をつなぐ役割をなすもの」みたいな感じです。

用法もいろいろとあるみたいですが、今回は基本的な使い方をかいていきます。

関係詞 que の基本的な使い方

冒頭に書いた Ella tiene una perrita que se llama Misky. を使って説明していきます。

この文は2つの文で作られています。
彼女は一匹のメスの犬の飼っています。(Ella tiene una perrita.)
その犬はミスキィという名前です。(La perrita se llama Misky.)

これらの文章を日本語で1つにすると「彼女はミスキィという名前のメスの犬を飼っています。」となるのですが、スペイン語では2つの文章をくっつけるためには関係詞を使わないらしく、この文章の場合は que を使うので

Ella tiene una perrita que se llama Misky.

となります。

では、「彼女は僕がプレゼントしたメスの犬を飼っています。」といった文章だとどうなりますか?

彼女は一匹のメスの犬の飼っています。(Ella tiene una perrita.)
は同じですね。

もうひとつは

僕は彼女にメスの犬をプレゼントしました。
Yo le regalé una perrita a ella.

という文が考えられるのですが、もう一ひねりして
僕がプレゼントしたメスの犬(La perrita que le regalé a ella.)

とすると、繋げやすいですね。

Ella tiene una perrita que le regalé.

となります。

では、「彼女はミスキィという名前のメスの犬を飼っています。」を「彼女の飼っているメスの犬の名前はミスキィです。」と言い方を変えてみましょう。

La perrita que tiene ella se llama Misky.

「彼女はミスキィという名前のメスの犬を飼っています。」の文で重要な情報は「彼女がメスの犬を飼っている」ことで、そのあとに「その犬の名前がミスキィ」という情報が続いています。

一方、「彼女の飼っているメスの犬の名前はミスキィです。」では「そのメスの犬の名前がミスキィ」ってのが重要で、そのあとに「その犬は彼女が飼っている」となります。

関係詞 que に続く文章(従属節)は先行詞(この場合は una perrita)を詳しく説明・装飾する役割に徹しています。

前置詞を伴わないパターン

この後に説明しますが、関係詞 que を使う場合、前置詞が伴う場合があります。前置詞を伴わず que のみ使うパターンは以下の2つらしいです。

先行詞が、従属節の主語の場合

Ella tiene una perrita que se llama Misky. の文がそうです。先行詞である「犬(una perrita)」が従属節(se llama Misky)の主語になります。

先行詞が、従属節の直接目的語の場合

Ella tiene una perrita que le regalé. の文です。先行詞「犬(una perrita)」が従属節(le regalé)の直接目的語になります。

でも正直、直接目的語かどうかなんて瞬時に判断できないよ!瞬時じゃなくてもなんだけど。。。

ここは使って、思い返して、やり直して、そんなことをして地道に身につけないといけない気がします。

前置詞 + el (la) que の基本的な使い方

「ベネズエラ人がアレパを売っている通りです。」といった文をつくるには以下の2つの文を繋げるとできあがります。

通りです。(Es la calle.)
ベネズエラ人がその通りでアレパを売っています。(Los venezolanos venden arepas en la calle.)

Es la calle en la que los venezolanos venden arepas.
※en la que の「la」は calle です。

ただ、これぐらいの文だと「Es la calle que los venezolanos venden arepas.」って言っても街中じゃ通じちゃうので間違ってるって自覚ないまま使って慣れると後から直すのが大変なので気を付けた方がいいと思います。

「彼が代表から外れた理由が私には全く見当がつかない」といった文章では

私は一つの理由も見いだせない。(Yo no veo ninguna razón.)
彼は代表から外された。(Le han eliminado de la selección.)

Yo no veo ninguna razón por la que le han eliminado de la selección.
※por la que の「la」は razón です。

日本語で理解しようとすると、どうしても文章の後ろからたどることが多くて、テキストを見たり読んだりするにはまだいいのですが会話だとついていけなくなります。なので前から理解していく(=日本語で考えない)思考が必要になって来て、これが難しいんですよね。

手掛かりというか、辞書とかに動詞の説明で前置詞と組み合わせの説明も少なくないです、それをうまく使って練習するのも一つの方法かなと思います。

hablar de「~について話す」
「彼が、先週君に話したホルヘです」
Él es Jorge del que te hablé la semana pasada.

estar de acuerdo con「~に賛成する」
「私が同意できない点があります。」
Existe un punto con el que no puedo estar de acuerdo.

言い方変えると前置詞使わなくても似たような意味の文を作れちゃう

例えば「私はみんなが良いと言う映画「Coco」を見に行きます。」という文では

Voy a ver la película “Coco” de la que habla bien todo el mundo.
Voy a ver la película “Coco” que tiene buena fama.

「みんなが良いと言う」ってところを「よい評判のある」と変えただけで que だけで文章は作れます。スペイン語は似たような意味の単語も多いので臨機応変にやればいいのかなぁと思います。

言うか書くかしないと身につかないと思う

文中でも書きましたが、この関係詞を使った文章を作る作業って日本語にはたぶんないので、読んだり聞いたりするだけでは身につかないような気がします。スペイン語を話す機会がある人なら、間違ってもいいから関係詞を使って(不定詞を使って言えたり、そもそも文を分けて言ったりしないで)しゃべる時間をあえて設けてもいいのかなぁって思います。わかってても筆者は話のスピードに合わせて簡単な方を選んじゃっていたので今苦労してます。

話す機会のない人は答え合わせできなくても書くことになると思います。

間違ってるかもしれないけど、こんな風に付け足し付け足しで文章作れたら感覚が付くような気もします。

「私は写真をとった。」「その写真には女の子が映っていた。」「その女の子は僕が恋した女性だった。」……
Yo saqué una foto en la que aparecía una chica de la que me había enamorado……

今回は基本的なことを書いたので、ほかにもいろいろ用法はあるみたいですが、筆者が理解していないので書けません。ごめんなさい。