スペイン語で「気をつけて・あぶない」の表現|基本の¡Cuidado!からラテンアメリカの定番スラングまで

スペイン語で「気をつけて・あぶない」 会話で使えるスペイン語
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どちらかというとラテンアメリカのスペイン語です。初級者による記録のため誤解があるかもしれません。ご理解くださいませ。

日本語の「気をつけて」という言葉は、危険を知らせる時にも、別れ際の挨拶としても使える非常に便利な言葉です。

しかし、スペイン語ではこの2つのシチュエーションで使う言葉が明確に異なります。ここを混同してしまうと、別れ際に「危険だぞ!」と叫んでしまったり、逆に危ない瞬間に挨拶をしてしまったりする可能性があります。

この記事では、とっさの危険回避に使う「¡Cuidado!」から、ラテンアメリカ(特にメキシコや南米)で日常的に使われるネイティブ表現、そして別れ際の挨拶としての「気をつけて」まで、シーン別に正しい使い分けを解説します。

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【緊急・警告】とっさに使う「気をつけて!あぶない!」

まずは、物理的な危険がある場合や、相手に注意を促したい場合に使う表現です。

基本の「¡Cuidado!」

最も一般的で、スペインでもラテンアメリカでも、国を問わず通じるのが ¡Cuidado! です。
相手が何かにぶつかりそうな時や、足元が危ない時など、とっさに叫ぶ言葉として最適です。

¡Cuidado!
直訳:注意!
意訳:気をつけて!/あぶない!

「~に気をつけて」と言いたい場合(Cuidado con…)

単に「あぶない!」と言うだけでなく、「車に気をつけて」「犬に気をつけて」と具体的に対象を指し示す場合は、前置詞 con を使います。

¡Cuidado con los carros!
直訳:車に対する注意を(持て)!
意訳:車に気をつけて!

¡Cuidado, ahí hay una caca de perro!
直訳:注意、そこには犬のフンがある。
意訳:気をつけて!そこに犬のフンがあるよ。

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【文法・会話】動詞を使った「気をつけてください」

命令文として、相手に「注意を持ってください(=気をつけてね)」と伝える場合は、動詞 Tener(持つ) と組み合わせて使います。
「用心する」「注意を払う」というニュアンスになります。

Tener cuidado の活用(相手別リスト)

会話する相手との関係性(親称・敬称)や、地域(スペインかラテンアメリカか)によって動詞の活用が変わります。

  • tú(親しい相手): Ten cuidado.
  • usted(目上の人): Tenga cuidado.
  • vos(アルゼンチン・中米などの親しい相手): Tené cuidado.

ラテンアメリカの多くの国(アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、中米諸国など)では、tú の代わりに vos を使う「Voseo」が一般的です。現地で生活する場合は Tené の形も覚えておくと非常に自然です。

Es frágil. Tenga cuidado, por favor.
直訳:それは壊れやすいです。注意を持ってください、お願いします。
意訳:壊れ物です。気をつけてください。

具体的な警告「〜しないように気をつけて」

「転ばないように気をつけて」のように、具体的な動作を禁止・注意したい場合は no + 動詞の原形(不定詞) を続けるとシンプルで伝わりやすいです。

Ten cuidado de no caer.
直訳:落ちないこと(転ばないこと)に注意を持って。
意訳:転ばないように気をつけてね。

【ネイティブ表現】ラテンアメリカでよく聞く「あぶない!」

教科書では ¡Cuidado! を習いますが、ラテンアメリカの日常会話では、もっと「リアル」で頻繁に使われるスラングや慣用句があります。

ラテンアメリカ全域で通じる「¡Ojo!」

スペイン語で「目」を意味する Ojo ですが、感嘆詞として「よく見て!」「注目!」「気をつけて!」という意味で使われます。
人差し指で目の下を「あっかんべー」のように引っ張りながら言うジェスチャーをとられることもあります。

¡Ojo con la cartera!
直訳:財布に目(を向けろ)!
意訳:財布(スリ)に気をつけて!

メキシコで絶対耳にする「¡Aguas!」

メキシコで「あぶない!」と言う時に最も使われるのが ¡Aguas! です。
直訳すると「水(複数形)」ですが、これは植民地時代、窓から道へ汚水を捨てる際に「水が行くぞ!」と叫んで通行人に注意を促したことが由来と言われています。

現在でも、何かが落ちてきそうな時や、ぶつかりそうな時にとっさに使われます。

¡Aguas! El piso está mojado.
直訳:水!床が濡れている。
意訳:あぶない!床が濡れてるよ。

周囲を確認してほしい時の「Fíjate / Fijate」

再帰動詞 Fijarse(注目する・よく見る) の命令形です。「ぼーっとしてないで、よく見なさい」というニュアンスが含まれます。

Fíjate por donde caminas.
直訳:君がどこを歩いているかよく見なさい。
意訳:足元に気をつけて。

【挨拶】別れ際に言う「気をつけてね(お元気で)」

最後に、危険な状況ではなく、友人や家族と別れる時に言う「気をつけてね(お元気で)」の表現です。
ここでは Cuidarse(自分自身の世話をする) という再帰動詞を使います。

再帰動詞 Cuidarse の使い方

別れ際の定番フレーズです。メールやチャットの結びの言葉としても使えます。

¡Cuídate!
直訳:君自身を世話してね。
意訳:気をつけてね(元気でね)!

もっと強調したい時は mucho を付けます。

¡Cuídate mucho!
直訳:君自身をたくさん世話してね。
意訳:くれぐれも気をつけて!

相手による活用の変化

こちらも相手によって活用が変わります。特にアルゼンチンなど vos を使う地域ではアクセントの位置が変わるので注意しましょう。

  • tú に対して: ¡Cuídate!
  • usted に対して: ¡Cuídese!
  • vos に対して: ¡Cuidate!※アクセントは「da」に強く置く

Te cuidas.
直訳:君は自分を世話する。
意訳:気をつけてね。

※命令形ではなく、普通の現在形で言うことで、少し柔らかい「じゃあ気をつけて〜」といったニュアンスになります。

まとめ

スペイン語の「気をつけて」は、シチュエーションによって使い分けることが大切です。

  • 物理的に危ない時: ¡Cuidado!(基本)、¡Ojo!(ラテンアメリカ全般)、¡Aguas!(メキシコ)
  • 別れ際の挨拶: ¡Cuídate!(tú)、¡Cuidate!(vos)

特にラテンアメリカを旅行・滞在する際は、現地の人々が使う ¡Ojo!¡Aguas! を聞き取れるようになると、トラブルを未然に防ぐことができます。ぜひ使ってみてください。

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