スペイン語の直説法点過去形の規則変化の活用と使い方

スペイン語の直説法点過去形の規則変化の活用と使い方 スペイン語の文法

スペイン語の直説法点過去形の規則変化の活用と使い方

スペイン語の直説法点過去形の規則変化の活用と使い方を書いています。

直説法点過去形の活用には規則変化のほかに語幹母音変化、不規則変化もありますが、まずは基本となる規則変化を覚えましょう。

スペイン語の直説法点過去形は出来事や行為が終了・完結したものとして表します。

直説法点過去形の規則変化の活用ルール

直説法点過去形の規則活用は ar 動詞と er, ir 動詞で語末の活用が変わります。

語末の活用にアクセント記号がついているものがありますが、動詞によってはアクセント記号を付けないと現在形1人称単数と同じ活用になってしまうのでアクセント記号の有無には気をつけてください。

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直説法点過去の3人称複数形(ellos, ellas, ustedes)の活用は、接続法過去形の活用のキーになっていきます。

[/st-mybox]

直説法点過去形での vos の活用は tú と同じです。

ar 動詞の規則変化の活用(点過去形)

ar 動詞の規則変化の活用は以下の通りです。

主語 活用語尾
yo é

(vos)
aste
él
ella
usted
ó
nosotros
nosotras
amos
vosotros
vosotras
asteis
ellos
ellas
ustedes
aron

例)caminar(カミナール)

caminar は「歩く」などの意味の ar 動詞です。

主語 活用語尾
yo caminé
カミネ

vos
caminaste
カミナステ
él
ella
usted
caminó
カミノ
nosotros
nosotras
caminamos
カミナモス
vosotros
vosotras
caminasteis
カミナステイス
ellos
ellas
ustedes
caminaron
カミナロン
チャスカ
1人称複数(nosotros)の点過去の活用は現在形と同じです

er, ir 動詞の規則変化の活用(点過去形)

er 動詞とir 動詞の規則変化の活用は同じです。

主語 活用語尾
yo í

vos
íste
él
ella
usted
nosotros
nosotras
imos
vosotros
vosotras
isteis
ellos
ellas
ustedes
ieron

例)nacer(ナセール)er 動詞

nacer は「生まれる」などの意味の er 動詞です。

主語 活用語尾
yo nací
ナシ

vos
naciste
ナシステ
él
ella
usted
nac
ナシオ
nosotros
nosotras
nacimos
ナシモス
vosotros
vosotras
nacisteis
ナシステイス
ellos
ellas
ustedes
nacieron
ナシエロン

例)decidir(デシディール)ir 動詞

decidir は「決定する」などの意味の ir 動詞です。

主語 活用語尾
yo decidí
デシディ

vos
decidiste
デシディステ
él
ella
usted
decid
デシディオ
nosotros
nosotras
decidimos
デシディモス
vosotros
vosotras
decidisteis
デシディステイス
ellos
ellas
ustedes
decidieron
デシディエロン

直説法点過去形の語幹母音変化と不規則変化の活用はこちらを参考にしてください。

参考直説法点過去形の語幹母音変化と不規則変化の活用

直説法点過去形の基本的な使い方

直説法点過去形の使い方は出来事や行為が終了・完結したものとして表します。

現在に継続されていない過去に起こった出来事・行為などです。

カラベラ
現在に継続されていることなら直説法現在形で言います

「公園を散歩した」「映画を見にいた」「交通事故があった」などなど

点過去形の使い方で考えると「公園を散歩する行為が完了したのはいつ?」ってなるので「昨日、公園を散歩した」といった文章にする方がいいです。

Ayer paseé por el parque.
アジェル パセエ ポル エル パルケ
昨日、私は公園を散歩した

La semana pasada fui al cine.
ラ セマナ パサダ フイ アル シネ
先週、私は映画を見に行った

Anoche hubo un accidente de tráfico.
アノチェ ウボ ウン アクシデンテ デ トラフィコ
昨夜、交通事故があった

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]点過去形の「点」にあまりこだわらない[/st-point]

上記の3つの例文は過去のある時点に起こった行為・出来事なので、時間の中の「点」として考えることができます。

おそらく点過去形といわれているのはこの使い方からきていると思います。

しかし

「私は5年間ペルーに住んでいた」「彼女は8時から11時まで働いた」といった一見「点」には見えない時間の幅のある行為や出来事にも点過去が多く用いられます。

限定された時間の範囲を表す表現が含まれる場合は点過去
チャスカ
点過去・線過去なんて用語にしてるからこのルールで混乱するんだよ

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限定された時間の範囲を表す表現とは

todo el día(一日中)
toda la mañana(午前中ずっと)
en toda mi vida(生まれてからずっと)
cinco años(5年(間))
durante diez días(10日間)
desde las ocho hasta once(8時から11時)

など

[/st-mybox]

Viví en Perú (durante) cinco años.
ビビ エン ペルー(ドゥランテ)シンコ アニョス
私は5年、ペルーに住んでいた

Ella trabajó desde las ocho hasta las once.
エジャ トラバホ デスデ ラス オチョ アスタ ラス オンセ
彼女は8時から11時まで働いた

こんな感じになります。

直説法点過去形と線過去形の違いについてはこちらを参考にしてください。

参考点過去と線過去の使い分け

 

[st_af id=”5603″]

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