スペイン語の過去分詞

2018年5月17日

participio-pasado

完了形の表現などに使うのが過去分詞です。完了形以外にも形容詞の代わりに使ったり、受動態の表現をするときにも用いたりします。過去分詞のつくり方は現在分詞と同じく規則的なものと不規則なものとがあります。

スペイン語の過去分詞のつくり方

規則的なもの
タイプ 語尾の変化 過去分詞
ar動詞 -ado asar asado(アサード)
er動詞 -ido querer querido(ケリード)
ir動詞 salir salido(サリード)
語尾が to に変化(一部、語幹母音なども変化します)
abrir アブリール「開ける」 abierto(アビエルト)
cubrir クブリール「おおう」 cubierto(クビエルト)
escribir エスクリビール「書く」 escrito(エスクリト)
morir モリール「死ぬ」 muerto(ムエルト)
descubrir デスクブリール「発見する」 descubierto(デスクビエルト)
describir デスクリビール「描写する」 descrito(デスクリト)
poner ポネール「置く」 puesto(プエスト)
romper ロンペール「破る」 roto(ロト)
ver ベール「見る」 visto(ビスト)
volver ボルベール「戻る」 vuelto(ブエルト)
devolver デボルベール「返す」 devuelto(デブエルト)
語尾が cho に変化(一部、語幹母音なども変化します)
decir デシール「言う」 dicho(ディーチョ)
hacer アセール「する、つくる」 hecho(エチョ)
satisfacer サティスファセール「満足させる」 satisfecho(サティスフェチョ)
語尾が so に変化
imprimir インプリミール「プリントする」 impreso(インプレソ)
規則変化なんだけど、アクセント記号が付く
caer カエール「落ちる、倒れる」 caído(カイード)
creer クレエール「信じる」 creído(クレイード)
leer レエール「読む」 leído(レイード)
oír オイール「聞こえる、聞く」 oído(オイード)
traer トラエール「持って来る」 traído(トライード)
reír レイール「笑う」 reído(レイード)

スペイン語の過去分詞の使い方

完了形の文章をつくる時に用いる

haber と過去分詞の組合せで完了形をつくります。現在完了形については「写真で見たことあるよ」現在完了形の表現 にて説明していますので、そちらをご覧ください。

形容詞として使うことができる

Un hombre malhumorado.
「ウン オンブレ マルモラード」

不機嫌な一人の男。


Una niña malcriada.
「ウナ ニーニャ マルクリアーダ」

反抗的な一人の少女。

※過去分詞を形容詞の扱いで使用する際には主語の性・数で変化します。

-ado, -ada, -ados, -adas
-ido, -ida, -idos, idas

動詞の後に続く場合は動作の結果の状態などを表します

Las casas están pintadas de mucho colores.
「ラス カサス エスタン ピンターダス デ ムチョ コローレス」

家がいろんな色で塗られています。


Aquellos niños van tomados de la mano.
「アケジョス ニーニョス トマードス ア ラ マノ」

あの子たちは手をつないで行きます。

受動態「~される」の文章を表す時に用いる

ser + 過去分詞 + por

動詞serと過去分詞の組合せで「~される」といった受け身の表現ができます。また、「~によって、~から」といった働き掛けをする人なりモノなどは前置詞porを用いて表します。

Ellos destruyen estos edificios.
「エジョス デストゥルジェン エストス エディフィシオス」

彼らはこれらの建物を解体します。

この文章を受動態に変えると…
Estos edificios son destruidos por ellos.
「エストス エディフィシオス ソン デストゥルイードス ポル エジョス」

これらの建物は彼らによって解体されます。


El abogado escribe la carta.
「エル アボガード エスクリベ ラ カルタ」

弁護士は書類を書きます。

この文章を受動態に変えると…
La carta es escrita por el abogado.
「ラ カルタ エス エスクリタ ポル エル アボガード」

この書類は弁護士によって書かれます。

過去分詞の形を2つ持つ動詞があります

上記の過去分詞の使い方の説明で、過去分詞には「完了形」(haber + 過去分詞)、「形容詞のような働き」といった2つの役割があることを書きました。
ですが、実はいくつか、いや、けっこうな動詞がですね、「完了形」で使用する過去分詞と「形容詞のような働き」で使用する過去分詞違ったりします。

「完了形」で使用する際は規則的な変化の過去分詞。
「形容詞のような働き」で使用する際は不規則な変化の過去分詞。
といった一応の規則性はあります。

※「形容詞のような働き」の欄で記載している単語は辞書では形容詞として扱われているものがあります。グアテマラで習った時にはこのように習ったのでここで書いていますが、もしかしたら間違いがあるかもしれません。この形容詞の語源の動詞がこれだ、みたいなかんじでご理解いただければ幸いです。

2つの過去分詞を持つ動詞
動詞 過去分詞
完了形 形容詞のような働き
freír
フレイール
揚げる freído
フレイード
frito
フリート
atender
アテンデール
応対する atendido
アテンディード
atento
アテント
corregir
コレヒール
修正する corregido
コレヒード
correcto
コレクト
fijar
フィハール
固定させる fijado
フィハード
fijo
フィホ
soltar
ソルタール
離す soltado
ソルタード
suelto
スエルト
juntar
フンタール
集める juntado
フンタード
junto
フント
expresar
エクスプレサール
表現する expresado
エクスプレサード
expreso
エクスプレソ
suspender
ススペンデール
つるす、中止する suspendido
ススペンディード
suspenso
ススペンソ
sustituir
ススティトゥイール
取り替える sustituido
ススティトゥイード
sustituto
ススティトゥート
extender
エクステンデール
広げる extendido
エクステンディード
extenso
エクステンソ
despertar
デスペルタール
目を覚ます despertado
デスペルタード
despierto
デスピエルト
elegir
エレヒール
選ぶ elegido
エレヒード
electo
エレクト